ジャパンカップ2014に行こう!

ジャパンカップ2013会場入り口に立てられた看板

ジャパンカップ2014が、ついに開催されます。 イベントに関する様々な情報を、紹介します。


ジャパンカップとは?

ジャパンカップは、日本全国を縦断するミニ四駆の全国大会です。

ジャパンカップ2013の様子その2ジャパンカップ2013の様子その1

通常の公式大会と違い、最後の会場では、それまでの大会で優勝したレーサー同士で、さらにレースが行われます(チャンピオン決定戦)。 そこで優勝したレーサーが、グランドチャンピオンとなります。

ジャパンカップ2013の様子その19

公式大会で優勝するだけでもすごいのに、トップレーサー同士のレースでさらに勝ち抜くのですから、グランドチャンピオンは、まさに「キング・オブ・キング」と言えるでしょう。

ジャパンカップの大会期間は、4ヶ月にも及ぶ長期戦です。 コースの形状は変わらないので、大会が進むほど、より速いミニ四駆が登場します。 効果的なセッティングなどの情報が交錯する上、経験を重ねたレーサーたちが、より高度なミニ四駆を繰り出すようになるからです。

ジャパンカップ2013の様子その3ジャパンカップ2013の様子その4

ジャパンカップ2013では、チャンピオン決定戦の模様が巨大なスクリーンに映し出されました。 そのハイレベルなレースは、
「ミニ四駆は、こんなにもすごい力を秘めている」
ということを、教えてくれました。

ジャパンカップ2013の様子その5ジャパンカップ2013の様子その6

ミニ四駆30周年となる2012年に、ジャパンカップは復活しました。 それをきっかけに、ミニ四駆で遊び始める人が、再び増え始めたという経緯があります。 管理人も、ジャパンカップの復活を知って、ミニ四駆に復帰した1人です。

ジャパンカップ2013の様子その16ジャパンカップ2013の様子その17

ジャパンカップは、通常の公式大会とは異なる、ミニ四駆の一大祭典(特別な公式大会)なのです。

ジャパンカップ2013の様子その9ジャパンカップ2013の様子その10

ジャパンカップ2014の開催概要

ジャパンカップ2014は、全国15ヶ所で開催されます。 会場と日程は、次のとおりです。

  •  6月22日(日) 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン(東京都)
  •  6月29日(日) 京セラドーム大阪・9階スカイホール(大阪府)
  •  7月 6日(日) 愛・地球博記念公園 地球市民交流センター(愛知県)
  •  7月13日(日) ニューサンピア高崎・多目的ホール(群馬県)
  •  7月20日(日) ツインメッセ静岡(静岡県)
  •  8月 3日(日) 今治港特設会場(愛媛県)
  •  8月17日(日) サンフェスタ・1Fイベントホール(宮城県)
  •  8月24日(日) 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン(東京都)
  •  9月 7日(日) 広島マリーナホップ(広島県)
  •  9月14日(日) 新千歳空港・イベントホール翔(北海道)
  •  9月21日(日) かしいかえん シルバニアガーデン 大テント(福岡県)
  •  9月28日(日) 東京ビッグサイト(東京都)
  • 10月 5日(日) 京セラドーム大阪・9階スカイホール(大阪府)
  • 10月12日(日) 岡山おもちゃ王国(岡山県)
  • 10月19日(日) MEGA WEB(東京都)

ジャパンカップ2014の情報は、「タミヤ ジュニア ニュース(vol.166)」に掲載されています。 手に入れていない場合は、お店に行って、もらっておきましょう。

タミヤ ジュニア ニュース(vol.166)(おもて)

タミヤ ジュニア ニュース(vol.166)

また、大会の詳細な情報は、タミヤのホームページに掲載されています。 大会期間中は、たびたび更新されるので、定期的にチェックすると良いでしょう。

シード権をかけた、ミニ四駆ステーション大会が開催!

ジャパンカップの期間中に、ミニ四駆ステーション大会で優勝すると、「シード権」がもらえます。

ジャパンカップ2013 シード代表認定証

ジャパンカップ2013 シード代表認定証

シード権は、無条件で2次予選(1次予選を突破したレーサー同士のレース)に参加できるチケットです。 通常枠とは別の扱いなので、万一、定員オーバーで受付できなくても、シード権を使えば2次予選に参加することができます。

実際、過去の公式大会において、定員オーバーで受付終了後に来場したレーサーが、持っていたシード権を使って参戦。 2次予選以降のレースを勝ち抜いて、入賞したケースがあります(すごいですよね)。

もちろん、通常どおりに受付してレースに参加した場合でも、シード権を使うことは可能です。 途中で負けてもシード権があれば、2次予選に挑戦することができるわけです。 しかも、複数枚あれば、繰り返し参加が可能なんですね。

使う・使わないは自由です。 シード権を持っていていも、「ミニ四駆の調子がイマイチだから、今回は使うのをがまんして、次のジャパンカップ用にとっておこう」というのも有りです。 シード権をどのタイミングで使うのか、戦略が生まれるわけです。

ミニ四駆ステーション大会の情報は、前述の「タミヤ ジュニア ニュース(vol.166)」に掲載されています。

タミヤ ジュニア ニュース(vol.166)(うら)

シード権は、あればあるほど有利なので、ミニ四駆ステーション大会にも、積極的に参加してみましょう!
> ミニ四駆ステーション大会の詳細については「ミニ四駆の大会に参加してみよう!」を参照。

ミニ四駆超速ガイド2014が発売!

ジャパンカップにあわせて、「ミニ四駆超速ガイド2014」が発売されます。

ミニ四駆超速ガイド2014のポスター

2013年に発売された「ミニ四駆超速ガイド2013」は、ミニ四駆の基本情報(主要なシャーシ・パーツ・改造例など)が豊富に掲載された、素晴らしい本でした。
> 詳細については「「ミニ四駆超速ガイド2013」がすごい3つの理由」を参照。

ミニ四駆超速ガイド2014は、1段上の内容となります。 ジャパンカップ2014のコース攻略情報も掲載されるので、ぜひ買っておきましょう!

ミニ四駆のテレビ特番が放映!

今年も、テレビでミニ四駆の特別番組が放映されます(テレビ東京系列で、7月21日(月・祝)に放送予定)。

2013年のテレビ特番(2013/7/15 に放送)では、ミニ四駆を題材にして、様々な勝負が繰り広げられました。

ミニ四駆好きなら、見れば楽しさ倍増なので、こちらも逃さずチェックしておきましょう!

ジャパンカップは、富士通乾電池も使える!

ジャパンカップでは、富士通乾電池「富士通PremiumG」を使うことができます。

このため、ジャパンカップで使える電池は、
 タミヤネオチャンプ(充電式電池)、
 タミヤパワーチャンプGT(アルカリ電池)、
 富士通PremiumG(アルカリ電池)、
の3種類となります。

公式大会の決勝戦(優勝決定戦)ではタミヤパワーチャンプGTが支給され、それでレースをしますが、ジャパンカップの場合、富士通PremiumGが支給されます。 ですので、富士通PremiumGを使って調整するのも、1つの方法なんですね。
> 電池の性能については「【検証】富士通PremiumG」を参照。

使い込んだタミヤネオチャンプなら、当日に充電した場合は、アルカリ電池よりも速いです。 一通り持っていれば、ミニ四駆の速さを調整することができますよ☆

ミニ四駆があれば、誰でも参加できる!

タミヤが主催する公式大会は、誰でも参加することができます(参加費は無料)。 年齢差や経験差が考慮されていて、現在は4つのクラスに分かれています。

【公式大会のクラス】 ※2014年6月13日現在
  • ファミリークラス:小学3年生以下(保護者の同伴が可能) ※勝ち抜きなし(1次予選のみ)
  • ジュニアクラス :小学4年生から中学3年生以下
  • オープンクラス :年齢制限無し
  • チャンピオンズ :過去の公式大会優勝者のみ

ファミリークラス・ジュニアクラスは、最低でも2回、レースに出場可能で、オープンクラスは、1回のみの真剣勝負です(大会の場所や参加者の人数で、若干の変動あり)。

ミニ四駆スプリンググランプリ2014の様子その1ミニ四駆スプリンググランプリ2014の様子その2

ファミリークラスは、午前と午後に1回ずつ、1次予選が行われます。 パパやママに付き添ってもらいながらレースできるのが、他のクラスと違う点です。 1位になっても2次予選には進めませんが、記念品(シール等)をもらうことができます。

ジュニアクラスも、午前と午後に1回ずつ、1次予選が行われます。 午前の1次予選で負けてしまっても、午後の1次予選に再挑戦することができます(午前の1次予選で勝ち抜いたレーサーは参加不可、2次予選まで待機)。

オープンクラスは、一般的には高校生以上が対象です。 ただ、小学3年生以下(ファミリークラスが対象)のレーサーでも「勝ち抜き制のレースがしたい!」と思えば、オープンクラスに参加するのは有りです(ただし、保護者の同伴は不可能)。

ミニ四駆スプリンググランプリ2014の様子その3ジャパンカップ2013の様子その18

公式大会に参加するのは、勇気がいるかもしれません。 特にミニ四駆を始めたばかりだと、次のように考えてしまいがちです。

「ミニ四駆が上達して、自信がついてきたら参加しよう」
「本格的な改造ができるようになってから、参加しよう」

経験則ですが、あまり気にしなくても大丈夫です。 公式大会のコースは、速さだけでは勝つことができないように設計されているからです。

ジャパンカップ2013の様子その11ジャパンカップ2013の様子その12

実際、1次予選では、速いミニ四駆が次々とコースアウトする中、残った1台のミニ四駆が、まるでノーマルモーターのようなスピードで悠々とゴールするシーンが、何度も見られます。 以前の記事「ジャパンカップで完走/リタイアの明暗を分けた、7つのブレーキセッティング」のとおり、そもそも完走させるのが難しいのですね。

ジャパンカップ2013の様子その13ジャパンカップ2013の様子その4

公式大会の参加は、早いほど・回数を重ねるほど、有利になります。 レベルアップの度合いが、高くなるからです。 公式大会は、ミニ四駆ステーション大会とは事情が違います。 レースは厳しいですが、公式大会ならではの経験を得ることができます。

管理人も1年ほど前、復帰してすぐに(ほぼ初心者の状態から)公式大会に出場し、それを続けてきました。 もしそうで無ければ、レベルアップの度合いは、今よりも低かったと思います。

大勢の人の前でレースをするのは気が引けるかもしれませんが、一生懸命に作ったミニ四駆を「用意、ドン!」で走らせるのは、とても楽しいです。 もし勝つことができれば、思わずガッツポーズしたくなるほど、嬉しくなります。 負けて悔しい想いをしても、それをバネにすれば、強いミニ四駆を作り出すエネルギーになります。

ジャパンカップ2013の様子その7ジャパンカップ2013の様子その8
ジャパンカップ2013の様子その14ジャパンカップ2013の様子その15

自信は後からついてくるので、積極的に参加することをお勧めします。 初めて公式大会に参加する場合、次の記事も参照してみてください。
> 「スターティングをマスターしよう!
> 「異議申告について知っておこう!
> 「大会に必要な持ち物とチェック項目

ジャパンカップ2013会場入り口に立てられた看板

ジャパンカップ2014に参加して、ミニ四駆の素敵な思い出を作りましょう!


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