大会に必要な持ち物とチェック項目

ポータブルピットに格納したところ

ミニ四駆の大会に参加する際、必要な持ち物・車検前のチェック項目について、解説します。


出かける前から、勝負は始まっている

ミニ四駆がビュンビュン走るようになると、大会に参加したくなるのでは、ないでしょうか?

コースを疾走するミニ四駆ジャンプ台でジャンプするミニ四駆

ミニ四駆の大会では、普段の練習走行以上に、準備とチェックが大切です。 はりきって大会に出かけても、準備とチェックが不十分だと、実力を出しきることができずに悔しい想いをすることがあるからです。 ミニ四駆の大会は、出かける前から、すでに勝負が始まっているのです。

大会でコースを疾走するミニ四駆その1大会でコースを疾走するミニ四駆その2

前回の記事「ミニ四駆の大会に参加してみよう!」では、ミニ四駆の大会について説明しました。 今回は、
「大会で必要な持ち物」
「車検前のチェック項目」
の2つについて、説明します。

公式大会の受付の列その1公式大会の受付の列その2

大会で必要な持ち物

大会で必要な持ち物は、大きく分けると次の6つです。

  • ①ミニ四駆
  • ②電池、グリス
  • ③予備のパーツ
  • ④工具、接着剤、テープ
  • ⑤お金(おこづかい)
  • ⑥その他の道具

①ミニ四駆

大会で使うミニ四駆です。

ミニ四駆ステーション大会の場合、お店に行かないとコースの形が分かりません。 色々なコースに対応できるように、セッティングが異なるミニ四駆を、2〜3台持って行くと良いでしょう。

3台のミニ四駆

公式大会の場合、事前にタミヤのホームページを見れば、コースの形が分かります。 コースに合わせてセッティングすれば、1台のミニ四駆でも大丈夫です。 ただ、予備のミニ四駆があれば安心なので、余裕があれば、2〜3台持って行きましょう。

②電池、グリス

ミニ四駆を走らせる電池と、性能を引き出すグリスです。

ミニ四駆ステーション大会の場合、何度も練習走行ができますし、大会でも繰り返しレースをすることが多いです。 公式大会の場合、1次予選、2次予選、決勝レースと続くので、それぞれのレースで新品の電池を使いたいところです。 ですので、電池は6本(3セット)以上、持って行きましょう。

ミニ四駆バッテリーケースに入れたタミヤネオチャンプ

お店や会場で、電池を買うこともできます。 ただ、充電したばかりの「タミヤネオチャンプ」は、新品の「タミヤパワーチャンプGT」よりも速いです。 大会当日に充電したネオチャンプがあれば、有利なわけです。 

また、グリスも忘れずに持って行きましょう。

ミニ四駆に使うグリスなど

グリスは、つけた直後が1番効果を発揮して、以降はどんどん下がってゆきます。 ですので、レースのたびにグリスアップするのが理想です。 「ミニ四駆 オイルペン」があれば、なお良いでしょう。
> グリスアップについては、「グリスアップをマスターしよう!」を参照。
> ミニ四駆オイルペンの詳細は、「ミニ四駆 オイルペンを使ってみよう!」を参照。


ちなみに、大会の前日にネオチャンプを充電した場合、当日はパワーチャンプGTの方が速いです。 充電後、どれぐらいの時間経過で性能が逆転するかについては、別の機会に検証してみます。
※8/10追記 ネオチャンプには個体差があって当てにならないので、検証は中止。 個体差の大きさについては「ミニ四駆 スピードチェッカーを活用しよう!」を参照。

③予備のパーツ

セッティングの幅を広げるパーツです。

モーターとギヤ、タイヤとホイールなども、持って行きましょう。 大会の場所で、セッティング変更できるようにするためです。 トラブルが発生して壊れてしまった場合に備えて、ミニ四駆に取り付けているパーツもあれば、安心です。

ミニ四駆の予備のパーツ

④工具、接着剤、テープ

セッティング変更で必要になる道具です。

  • 工具 :ドライバー、ニッパー、ペンチ、ハサミ、カッター、ヤスリなど
  • 接着剤:瞬間接着剤(ゼリータイプと液体タイプの2種類)
  • テープ:両面テープ、セロハンテープ、ミニ四駆マルチテープ

ほかに、次の道具も便利です。

もし、手元に無い工具類が必要になった場合、周りの人にお願いして借りましょう。 ていねいに頼めば、気持ち良く貸してくれるはずです。 返す時は、お礼を言うのも忘れずに☆ 次回までに自分で用意して、困っている人にも貸せるようになれたら、素晴らしいですね o(*゚▽゚*)o

⑤お金(おこづかい)

電車に乗ったり、飲食物を買ったり、ミニ四駆やパーツを買ったりするのに、大活躍するマネー(お金)です♩

⑥その他の道具

あると便利な道具です。

  • 筆記用具(ペンとメモ帳)
  • カメラ
  • ストップウォッチ
  • 傘(折りたたみ式)
  • 敷物
  • 帽子、タオル、うちわ ※夏の場合
  • てぶくろ、カイロ   ※冬の場合
あると役に立つ道具

「備えあれば憂いなし」な道具。 読み終わった新聞や雑誌(厚さが薄いもの)を敷物代わりにすれば、荷物が減らせて場所もとらない。

ミニ四駆ポータブルピット」があれば、①②③④を次のように、1つにまとめることができます。 

ポータブルピットに格納したところ

余裕があれば、お弁当・おやつも、持って行くと良いでしょう。

車検前のチェック項目

大会では車検を受ける前に、次の8つをチェックしましょう。

  • ①電池とモーターをセットしているか?
  • ②グリスアップをしているか?
  • ③ボディとカバーはしっかりセットされているか?
  • ④ビスやナットのゆるみはないか?
  • ⑤ミニ四駆の大きさは規定内か?
  • ⑥車輪の大きさは規定内か? 取り付けは問題ないか?
  • ⑦ガイドローラーの数は6個以内か? 高さは適切か?
  • ⑧タミヤ製のパーツだけを使っているか?

①電池とモーターをセットしているか?

スイッチを一瞬だけ(0.5秒ぐらい)入れて、車輪が回転することを確認します。

ミニ四駆のスイッチを入れているところ

公式大会では、スタート直前に、緊張してスイッチを入れることができなかったり、スイッチを入れてもミニ四駆が走らないトラブルが発生したりするケースがあります。 過去の大会では、モーターを入れ忘れてしまったケースもありました。

トラブル発生の様子

このチェックをしておけば、こうしたトラブルを回避することができます。

②グリスアップをしているか?

グリスアップは、ミニ四駆の性能を100%引き出すための、重要な作業です。
> グリスアップの詳細は、「グリスアップをマスターしよう!」を参照。

大会では、緊張することもあって、普段はできていることを、やり忘れてしまうことがあります。 車検で合格したら、すぐにレースが始まってしまうので、忘れないうちにグリスアップをしておきましょう。

③ボディとカバーはしっかりセットされているか?

レース中に、ミニ四駆のボディがはずれたり、途中で止まってしまったりした場合、そこでリタイア(失格)となります。 そんなトラブルにあわないように、次の箇所をチェックしてみてください。

  • ボディキャッチ ※走行中にボディがはずれると、リタイア扱い
  • 電池カバー   ※電池が飛び出してしまうので、走行が止まる
  • ギヤカバー   ※ギヤ同士が噛み合なくなって、走行が止まる

次のように「ミニ四駆マルチテープ(10mm幅 ブルー)」をぐるぐる巻いて固定すれば、カバーがはずれるトラブルを回避することができます。

電池カバーをテープで固定しているところ

④ビスやナットのゆるみはないか?

ミニ四駆は、走行中に様々なショックを受けます。

いくつか挙げると、
 コースの床や壁とぶつかった時の衝撃、
 モーターや車輪の回転による振動、
 隣のレーンを走るミニ四駆からの衝撃、
などです。 これらのショックを受け続けていると、ビスやナットが緩んでしまうことがあるのです。

前のガイドローラーを止めているナット&スプリングワッシャー後のガイドローラーを止めているロックナット

ビスやナットが緩んではずれた場合、パーツ(ガイドローラーなど)もはずれてしまいます。 そうなると、ミニ四駆の性能が下がったり、完走できなくなったりしてしまいます。 時には高価なパーツが、無くなってしまうこともあります。 ですので、ビスやナットは、しっかりとしめておくようにしましょう。

⑤ミニ四駆の大きさは規定内か?

レギュレーション(公式大会の規則)では、ミニ四駆の大きさ(長さ、横幅、高さ)が、次のように決まっています。

  • 長さ(全長):165mm 以下
  • 横幅(全幅):105mm 以下
  • 高さ(全高): 70mm 以下

特に長さ(全長)は、注意しないとすぐにオーバーしてしまいます。 ミニ四駆をパワーアップさせようと、夢中になってパーツを取り付けていると、165mm なんて、あっという間に越えてしまうんですね。 管理人の場合、気づいたら、犬のダックスフントみたいになることも、しばしばです_(^-^)>

ですので、前述の「ミニ四駆HGアルミセッティングボード」や定規などで計るか、次のような車検箱に入れて、チェックしてみましょう。 車検箱は、車検の入り口前に、設置されています。

ミニ四駆ジュニアカップ・トレッサ横浜杯2013[秋]会場に設置された車検箱

⑥車輪の大きさは規定内か? 取り付けは問題ないか?

レギュレーションでは、車輪の大きさが、次のように決まっています。

  • タイヤ幅: 8mm 〜 26mm( 8mm 以上、26mm 以下)
  • 車輪の径:22mm 〜 35mm(22mm 以上、35mm 以下)

パーツ加工せずに、タイヤとホイールを正しく組み合わせれば、違反することはありません。


注意が必要なのは、取り付けに問題が無いかどうかです。 タイヤがどこかに当たっていないか、確認してみましょう。 ボディやガイドローラーに少しでも当たってしまうと、ミニ四駆のスピードがダウンしてしまうからです。

また、ワンウェイホイールには、右用と左用があります。 右用にはR(right)、左用にはL(left)という印があります。

ワンウェイホイール

ワンウェイホイールを左右逆に取り付けてしまうと、車輪の内部でギヤが空回りしてしまうので、スピードが遅くなったり走らなくなったりしてしまいます。

ワンウェイホイールを使っている場合は、左右正しく取り付けているか、確認してみましょう。

⑦ガイドローラーの数は6個以内か? 高さは適切か?

レギュレーションでは、「ガイドローラーの数は6個以内」と決まっています。 2段式のガイドローラーは、1個にカウントされます。

ミニ四駆に取り付けたガイドローラーミニ四駆の2段式ガイドローラー

また、コースの壁の高さは50mmなので、ガイドローラーをあまり高い位置に取り付けないよう、注意してください。 ガイドローラーがコースの上に乗り上げてしまうと、ミニ四駆が走行できなくなってリタイア(失格)となるからです。 次の記事を参照して、ガイドローラーのセッティングを、ビシッとバシッと決めてしまいましょう!
> 「ローラーセッティングをマスターしよう!


意外と見落としがちな点が、次の2つです。

  • ガイドローラー代わりのマスダンパーは、カウントされる
  • 回転できなくさせたガイドローラーは、カウントされない

マスダンパーをガイドローラーの代わりに取り付けた場合、カウントされてしまいます。 逆に、固定して回転できないようにしたガイドローラーは、カウントされません。 ガイドローラーは、パーツではなく、役割でカウントされるわけです。

固定して回転できなくさせたプラローラー

中央の黒いプラスチック製ガイドローラーは、見た目では分からないが、固定して回転できなくさせている。 ミニ四駆が傾いた時、スタビライザーとして機能する。 上下のガイドローラーよりも小さいので、通常は壁に当たらない。

もし、「ミニ四駆超速ガイド2013」を持っているなら、73ページをご覧ください。
> 「ミニ四駆超速ガイド2013」については、「「ミニ四駆超速ガイド2013」がすごい3つの理由」を参照。

そのページに掲載されている下側の写真[SIDE]の説明を見れば、スタビライザー代わりに固定させたガイドローラーは、カウントされないことが分かります。

⑧タミヤ製のパーツだけを使っているか?

大会で使うことができるパーツは、ミニ四駆用、ラジ四駆用、ダンガンレーサー用のものに限られています。

ミニ四駆は、タミヤ以外の会社も開発・発売していたので、お店によっては他社製のパーツが売られている場合があります。 他社製のモーターには、ものすごい性能のものもあります。 個人で楽しむ分には問題ありませんが、大会では使わないようにしましょう。 また、タミヤ製のモーターであっても、使うことができないものもあります。 この点にも、注意が必要です。

公式大会では使うことができないミニ四駆のモーター

ウルトラダッシュモーター」と「プラズマダッシュモーター」は、公式大会で使うことができない。

ただ、電球やシールなどの装飾品は、走行性能アップに関係しないので、例外として他社製のものでも、車検で認められる場合があります。 目立たせて個性を演出したい場合、取り付けてみるのも面白いでしょう。


⑤⑥⑦⑧は、事前車検でチェックしてもらうことができます。 ①②③④は、自分の目でチェックしましょう。

なお、大会では、レースの前にコースを下見しておきましょう。 チャンスが少ない公式大会では、特に重要です。 レースが始まる前にコースをよく観察して、想像していたのと違っていたら、ミニ四駆のセッティングを見直します。

ジャパンカップ2013のコースの様子その1ジャパンカップ2013のコースの様子その2
ジャパンカップ2013のコースの様子その3ジャパンカップ2013のコースの様子その4

今月の26日には、品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン(東京都)で、公式大会が開催されます。 参加する場合、次のタミヤのホームページを見て、大会に備えておきましょう。

【ミニ四駆グランプリ2014 NEW YEAR 東京大会(1/26)】
 URL:http://www.tamiya.com/japan/cms/mini4wdevents/2762-m4gp2014nytokyo.html

大会で活躍するには、普段の練習走行が大切です。 学校のクラブ活動(市や県の大会がある部活)を経験している方なら分かりますが、大会では、普段の練習以上の力を発揮することはできないからです。

公式大会の受付に向かう通路

普段の実力を出すことができるように、大会では事前の準備とチェックを、バッチリやっておきましょう!


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