モーターと電池を育成しよう!

ミニ四駆における各パーツの速さの比率

ミニ四駆の速さの7割を占める、モーターと電池についてです。


ミニ四駆を速くする3つのポイント

ミニ四駆のスピード(どうしたら速く走るか)を突き詰めていくと、結局は、モーターと電池に行き着きます。 ミニ四駆を速くしたいなら、次の3つに力を入れましょう。

  • ①速いモーターを作る
  • ②電池の性能を高める
  • ③ミニ四駆を軽くする

今回は、①②について説明します。 今までの記事と重なる説明もありますが、
「見落としているところ」
「見知っているけど、実践できていないところ」
がないか、チェックしてみてください。

速いモーターを作る方法

速いモーターを作るのは、スピードアップの最重要ポイントです。 ミニ四駆のパーツを、
「モーター」
「電池」
「その他のパーツ」
の3つに分けた場合、速さの割合は、モーターが1番だからです。

ミニ四駆における各パーツの速さの比率

また、公式大会の決勝戦(優勝決定戦)は、タミヤから支給されるアルカリ電池でレースをします。 最後はモーター勝負なんですね。

※決勝戦前の公開車検でアルカリ電池に交換する様子
公開車検の様子その3公開車検の様子その4

速いモーターは、
「モーターの育成」→「モーターの選別」→「コンディション管理」
の、3つのステップで作ります。

ステップ1:モーターの育成

お店に行って、同じ種類のモーターを、何個か買います(1種類あたり、2〜3個でOK)。 初めは、次の2種類のモーターが良いでしょう。

(1)片軸モーター(VS、スーパーXX、スーパーII、ARシャーシなど)の場合
(2)両軸モーター(MS、MAシャーシ)の場合

買ったばかりの新品モーターは、コースで走らせる前に、ブレークイン(モーターの慣らし運転)をします。 その方が、モーターの性能を、引き出しやすくなるからです。

ブレークインのポイントは、
 正回転と逆回転を、交互に行う、
 高い電圧(6Vか9V)で行う、
です。 モーターの種類によって、効果はまちまちですが、経験上、速いモーターに仕上がりやすいです。

ブレークインは、次のモーター慣らし機を、自作して行うのがお勧めです。

モーター慣らし機(自作)

単3電池ボックス(1本用×2・逆転スイッチ付)(3セット)」と「ペインティングスタンド用ワニグチクリップ(4個)」で自作したモーター慣らし機。 付属の逆転スイッチで、電池を入れ換えなくても、モーターの正回転/逆回転ができる。

ただ、あまり負荷をかけると、モーターが傷んだり壊れたりするので、注意が必要です。 具体的な方法は、次の記事を参照してください。
> 「【検証】モーターのブレークイン
> 「【検証】モーターのブレークイン(2)

同じ方法を実行しても良し、アレンジして自己流で行うのも良しです。 いろいろ試してみましょう!


次は、テスト走行です。 ブレークインしたモーターを、1個ずつ順番にミニ四駆にセットして、一定時間、コースで走らせます。

お店のコースを走るミニ四駆

このテスト走行をしないと、次のステップ(モーターの性能を見極める作業)が、うまくいかない場合があります。 ブレークインと違って、テスト走行は、モーターに負荷がかかります。 それが、モーターに何か作用するのかもしれません。 テスト走行は、省略しないことをお勧めします。

ステップ2:モーターの選別

すべてのモーターでミニ四駆を走らせて、どれが1番速いかを見極めます。 コースに「ミニ四駆ラップタイマー」が設置されているなら、それを活用しましょう。 設置されていない場合は、ストップウォッチや、タミヤのストップウォッチアプリ(無料)を使って、タイムを計ればOKです。

たからばこの店内その4ストップウォッチ

【タミヤのストップウォッチアプリ 紹介ページ】
 URL:http://www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/2250-newstamiyastopwatch.html

ミニ四駆 スピードチェッカー」は、最高速度などが計測できるので、これを活用するのも1つの方法です。 コースでの実走には及びませんが、目安にはなります。
> 詳細は「ミニ四駆 スピードチェッカーを活用しよう!」を参照。

ミニ四駆スピードチェッカーで計測しているところ

タイムを計る時は、条件を公平にするために、新品のアルカリ電池を使いましょう(モーター1個につき、2本の電池を使用)。 「タミヤパワーチャンプGT(12本)」でも良いですが、電気屋さんに行けば、より安い電池が売られています。 失敗した時のことも考えて、アルカリ電池は多めに用意するのが吉です。

アルカリ乾電池


タイムアタックが終わったら、
 1番速いモーターは、決戦用モーター(レースなど、勝負どころで使う)、
 2番目以降は、練習用モーター(ミニ四駆の調整や、セッティングの練習で使う)
とします。 シールを貼って、識別できるようにしておきましょう。

モーターの識別シール

ステップ3:コンディション管理

普段は、主に練習用モーターでミニ四駆を走らせます。 決戦用モーターでも走らせたい場合は、少しだけ使うと良いでしょう。

コースを走るミニ四駆その1

練習走行では、モーターにかかる負担を意識してください。 時々モーターを休ませたり、別のものに交換したりしながら、ミニ四駆を走らせます。 いちどに長い時間走らせると、モーターが加熱して、性能が下がったり壊れたりする恐れがあるからです。
> 詳細は「モーターの性能が下がってしまう4つの原因」を参照。


大会の開催日が近づいたら、手持ちのモーターを一通り使って、速く走るか確認しましょう。 練習用モーターの育成が進んで、性能が上がっていることがあるからです。 逆に、決戦用モーターの調子が悪くなって、性能が下がっていることもあります。

少し面倒かもしれませんが、ミニ四駆を速く走らせたいなら、モーターのコンディション管理は欠かせません。

モーターの調子が悪くなると、「あれ? 電池の残りが、少なくなったかな?」と勘違いするほど遅くなります。 モーターが壊れると、ミニ四駆が突然止まるので、ビックリしてしまうでしょう。 練習走行なら不幸中の幸いですが、レース中に突然止まったり、劣化に気づかないまま使ってスピード負けしたりすると、悔しいですよね。

大会のコースを走るミニ四駆その1大会のコースを走るミニ四駆その2

あるトップレーサーの言葉です。
「慣らし技術よりも大事なのは、(モーターの)コンディション管理」

大会直前では、レースで使う予定のモーターだけでも、走らせて確認するようにしましょう。

まとめ

速いモーターを作る方法について、まとめます。

【速いモーターを作る方法】
ステップ 詳細
モーターの育成 モーターを、複数個買う。
慣らし運転(ブレークイン)する。
コースで順番に走らせる。
モーターの選別 コースを走らせてタイムを計る。
決戦用(1番速いモーター)と練習用(2番目以降)に区別する。
コンディション管理 普段の練習走行は、主に練習用モーターを使う(育成も兼ねる)。
大会が近づいたら、レースで使うモーターが速く走るか確認する。

どのステップも、あまり楽しいものでは、ないかもしれません。 特に練習走行は、モーターの育成も意識するので、少し緊張しがちになります。 「もっと気軽に遊びたい!」と思うこともあるでしょう。

でも、だからこそ、速いモーターに仕上がった時は、嬉しい気持ちでいっぱいになります。 レースで結果が出た時は、思わず「よっしゃー!」とガッツポーズしてしまうかも、しれません。

ミニ四駆グランプリ東京大会の様子その4

野球で言えば、公園などの広場で、友達同士でわいわい遊ぶのは楽しいけど、クラブ活動の練習(素振り、走り込み、筋肉トレーニングなど)は、どちらかと言えば大変です。

でも、上達を感じれば嬉しくなりますし、試合で活躍したり勝てたりすれば、練習の苦労が報われた気持ちになりますよね? それと同じです。

ミニ四駆の公式大会の表彰台(チャンピオンズ)ミニ四駆の公式大会の表彰台(ジュニアクラス)ミニ四駆の公式大会の表彰台(オープンクラス)

モーターの育成と選別を繰り返すほど、速いモーターを手に入れる可能性も高くなります。 お財布と相談しながら、時々セットで行いましょう。

また、
 速いモーターを手に入れる、
 コンディション管理をする、
の2つが、ミニ四駆を速くする両輪となります。 モーターのコンディション管理も、しっかりと行いましょう。

蒸気機関車の車輪

モーターが変われば、あなたのミニ四駆は、確実に速くなります。 とても速いモーターに仕上げることができれば、まるで生まれ変わったように感じるかもしれません。

モーターは、ミニ四駆の速さに1番関係するパーツです。 今よりもミニ四駆を速くしたいなら、少し気合を入れて、取り組んでみてください。

ダイナホークGX(スーパーXXシャーシ)を正面真上から見下ろしたところ

電池の性能を高める方法

タミヤの充電式電池「タミヤネオチャンプ」(以下、ネオチャンプ)の性能を、高める方法についてです。

単3形ニッケル水素電池ネオチャンプ

ミニ四駆の速さは、電池で大きく変わります。 「どうして自分のミニ四駆だけ遅いの?」と悩んでいる方に聞くと、ネオチャンプを使っていない場合が多いです。 ミニ四駆を速くしたいなら、電池はネオチャンプを使いましょう。

ネオチャンプの性能は、
「電池の育成」→「コンディション管理」
の、2つのステップで高めます。

ステップ1:電池の育成

ネオチャンプの育成は、「最後まで使い切ってから充電する」の繰り返しで行います。

「充電式電池は、使うほど性能が下がるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それは誤解です。 新品よりも、ある程度使った方が、ネオチャンプの性能は高くなるんですね。 使い込むほど、内部の化学反応が、活発になるからです。

また、電気が残っている状態で充電(継ぎ足し充電)すると、メモリー効果(*1)が発生して、スタミナの無い電池になってしまいます。 最後まで使い切ってから充電するのは、そのためです。

*1:最後まで使い切らずに充電した結果、電池の容量が減ってしまう現象。 電池の容量が減ると、ミニ四駆を走らせても、すぐにスピードが落ちてしまう。


ミニ四駆を走らせていると、だんだん電気が減って、スピードが遅くなります。 まだ電気が残っていても、新しいネオチャンプに交換して、またミニ四駆をビュンビュン走らせる。 お店のコースでは、この繰り返しでしょう。

お店のコースを走るミニ四駆その2お店のコースを走るミニ四駆その3

でも家に帰ったら、使いかけのネオチャンプは、次に充電する時までに、放電する必要があります。 使いかけの状態で充電してしまうと、前述のメモリー効果が発生してしまうからです。

放電は、高性能な充電器(「ハイテック チャージャーX4アドバンスド」など)を使うのがベストですが、手が届かない場合は、ミニ四駆や自作の放電機で行うと良いでしょう。
> 高性能充電器については「充電器を使いこなそう!」を参照。
> 自作の放電機については「放電器を作ってみよう!」を参照。

テープを使わずにギヤのブレークインをする方法自作した放電器

ネオチャンプを毎回放電するのは、ちょっと面倒です。 でも、ミニ四駆を速く走らせたいなら、放電は欠かせません。 充電だけでなく、放電も、しっかりとやっておきましょう。


ちなみに、ネオチャンプは60分で充電すると、性能が高くなります。

ミニ四駆 単3形ニッケル水素電池 ネオチャンプ(2本)と急速充電器セット」の充電時間は約2時間ですが、「単3形ニッケル水素電池ネオチャンプ(2本)と急速充電器PRO」や「BQ-CC11:パナソニック急速充電器(単3形・単4形)」なら、2本単位で60分充電が可能です。

タミヤ急速充電器PRO、パナソニック急速充電器(BQ-CC11)

また、高性能な充電器でリフレッシュ充電すれば、60分充電よりも、さらに性能を高めることができます。
> 詳細は「【検証】充電器」を参照。

なお、新品を買い足した場合は、それまでに使っていたネオチャンプと混ぜないように、気をつけてください。 使う組み合わせが分かるように、識別用のシールを貼ると良いでしょう。

識別用のシールを貼ったネオチャンプ

ステップ2:コンディション管理

ネオチャンプは、使い込むと性能が高くなる反面、容量(スタミナ)は減ってゆきます。 使い始めは 950 mAhですが、950 → 900 → 850… という具合に、少しずつ減っていくのですね。 管理人の場合、2年以上使っているネオチャンプは、700 〜 800 mAh ぐらいになっています。

タミヤネオチャンプの表記

ミニ四駆の走行性能は、2本のネオチャンプのうち、低い方によって決まります(合計や平均ではありません)。 このため、なるべく容量が近いもの同士で使うのが、良いと言えます(これを、バッテリーマッチングと呼びます)。

1組の電池の性能を表した図

前述の「ハイテック チャージャーX4アドバンスド」などの高性能充電器は、ネオチャンプの容量を1本ずつ表示してくれます。 表示機能がない充電器でも、個々の充電や放電が終わった時のタイミングで、推測することができます(同じ時間にセットして、先に終わった方が、容量は少ない)。

ただ、単に容量が近いもの同士を組み合わせるのは、考えものです。 容量が近くても、使用頻度の差が大きければ、低い方に合わせられてしまう(性能が高い方のパワーが発揮できない)からです。 バッテリーマッチングは、ネオチャンプの使用頻度も考えながら、容量が極端に減った場合に行うのが良いでしょう。

まとめ

電池の性能を高める方法について、まとめます。

【電池の性能を高める方法】
ステップ 詳細
電池の育成 「最後まで使い切ってから充電」を繰り返す。
コンディション管理 充電や放電の時に、容量を確認する。
※容量が極端に減ったらバッテリーマッチング

ネオチャンプについては、とにかく放電が手間です。 でも、高性能な充電器(「ハイテック チャージャーX4アドバンスド」など)があれば、自動で放電してくれるので、かなり楽になりますよ☆

検証に使うタミヤネオチャンプ(青&水、黄&橙)

スピード不足に悩んだり、手持ちの電池が尽きたりした方に、管理人のネオチャンプ(2年以上使用、60分充電)を貸すと、「この電池、速い!」と言われたり、「これ、電圧を上げているんですか?」と聞かれたりすることがあります。 同じネオチャンプでも、使用期間・扱い方次第で、性能が大きく変わるわけです。

ネオチャンプの性能がミニ四駆の速さに直結するので、
 「最後まで使い切ってから充電」を繰り返す、
 高性能な充電器を手に入れる、
の2つを、ぜひ実践してください!

特別なことをしなくても、ミニ四駆は速くなる!

ミニ四駆を速くする方法は、いっぱいあります。 キットのパーツを、高性能なグレードアップパーツに交換するのが基本ですが、「脱脂」「抵抗抜き」「キットの銅ターミナル(電池金具)を磨いて使う」などの方法もあるそうです。

管理人は、脱脂などの特別な方法はしていません。 それでも、
「そのミニ四駆、とても速いですね」
と、声をかけられることがあります。 作りがシンプルだからか、
「こんなミニ四駆が、どうしてその速さで走るの?」
という目で見られることもあります。

MAシャーシ基本改造の外観(ボディあり)

無加工(単にパーツを取り付けただけ)のミニ四駆でも、速く走らせることは可能です。 それは、モーターや電池の育成を、実行しているからなんですね。

VSシャーシ基本改造にボディを乗せたところ

「継続は力なり」の言葉の通り、不断の取り組みがモーターや電池の力となって、ミニ四駆の速さに反映されます。 ですので、もし速いモーターや電池を手に入れたら、誇りにしても良いと思います(でも、自慢はしない方が吉)。


公式大会では、複雑な改造のミニ四駆が、ものすごい速さでビュンビュン走っています。 ミニ四駆を始めたばかりだと、「きっと、改造がすごいから、速いんだろうな」と思ってしまいがちですが、それは違うんですね。

ジャパンカップ2015東京大会の様子その1ジャパンカップ2015東京大会の様子その2

そのミニ四駆が速いのは、モーターが速いからです。 加えて、電池の性能をしっかりと引き出しているからです。 改造がすごいかどうかは、あまり関係ありません。

あるトップレーサーの言葉です。
「ミニ四駆は、様々な物理法則を利用したセッティングで、強引に、コースにおさめる競技である」

ジャパンカップ2015東京大会の様子その3ジャパンカップ2015東京大会の様子その4

改造がすごくて、スピードも速いミニ四駆。 でも、その改造は、モーターと電池が生み出すパワーで、猛スピードで走っても、コースアウトしないで完走させるための仕掛けです。

「改造がすごいから速い」のではなく、
「猛スピードでも完走できるように、すごい改造をしている」のです。

ジャパンカップ2015東京大会の様子その7ジャパンカップ2015東京大会の様子その8

ミニ四駆を速く走らせるのと、コースを早いタイムで完走させるのは、別の話です。 スピードが速いからといって、早いタイムで完走するとは限りません。 ミニ四駆の速さ(1秒間に走る長さ)は、モーター、電池、一部のパーツで決まりますが、完走タイム(スタートからゴールするまでの時間)は、速さとセッティングで決まるからです。

【ミニ四駆の速さと完走タイム】
説明 関係する要素
速さ ミニ四駆がいちどに走る量(距離) モーター + 電池 + 一部のパーツ
完走タイム スタートしてゴールするまでの時間 速さ x セッティング(パーツの組み合わせ)

ミニ四駆のコースは、山あり谷ありです(立体コースの場合)。

スピードが速くても、特定の場所で減速しがちなミニ四駆より、
そこそこの速さでも、どの場所も素早く抜けるミニ四駆の方が、
完走タイムは短くなる(早くゴールできる)場合があるのです。

これが、ミニ四駆の奥深さを感じさせる、1番の要素でしょう。

ジャパンカップ2015東京大会の様子その5ジャパンカップ2015東京大会の様子その6

速さと完走タイムを区別して、その違いを理解することが、コースに合ったセッティングをする第一歩です。 色々なコースで、セッティングを変えながら、ミニ四駆を走らせてみましょう。 その経験を積めば、ミニ四駆をビュンビュン走らせながら、素早くゴールさせることが、できるようになります。

そして、レースで勝てる強いミニ四駆を、作り出せるようになるでしょう。

エンペラーインペリアルフォース

モーターを速くする方法は、自分で見つけよう!

速いモーターに仕上げるノウハウは、速いミニ四駆を駆(か)るレーサーにとって、門外不出、秘伝中の秘伝です。 ノウハウを発見するには、お金も時間もかかるからです。 ですので、モーターを速くするノウハウは、すぐに聞かない(気軽に質問しない)方が良いです。

次のシーンを、想像してみましょう。 あなたがミニ四駆をビュンビュン走らせていると、誰かが
「どうして、そんなに速いんですか?」
と聞きました。

あなたが、
「モーターが速いから。 それに、電池の性能も高めているから」
と答えると、相手から
「なーんだ、そんなことか」
と反応されたら、ガッカリしませんか?

速いモーターを手に入れたり、電池の性能を高めたりするには、手間も時間もかかるのに。。。

東京スカイツリー

また、相手から、
「どうしたら、速いモーターや電池になるのですか?」
と聞かれたら、あなたは素直に教えますか?

このサイトを見て知った情報なら、話すことが、できると思います。 でももし、自力で見つけたノウハウで、しかもそれを発見するまでに、100万円と1000時間かかったとしましょう。 あなたはそれを、タダで教えることが、できるでしょうか?

壊されたカラーコーン

モーターは、ミニ四駆の速さに1番関係するパーツです。 速いモーターに仕上げるノウハウを話すのは、ラーメン屋さんで言えば、他人にスープの作り方を教えるようなものなんですね。 もし、そんなことをしたら、商売にならなくなるでしょう。

だから速いミニ四駆を見かけても、モーターを速くするノウハウを聞くのは、やめた方が良いわけです。 ミニ四駆を速くしたくて質問する時は、上級者に自分のマシンを見せて、改善点を指摘してもらうのが良いでしょう。


先日、タミヤプラモデルファクトリー新橋店で、テスト走行(モーターの性能比較)をしました。

タミヤプラモデルファクトリー新橋店のコース

モーターは、「トルクチューン2モーターPRO」3個と、「アトミックチューン2モーターPRO」2個です。 トルクチューン2は違う方法、アトミックチューン2は同じ方法で、ブレークインしました。 テスト走行に使ったミニ四駆は、「シューティングプラウドスター」です。

性能比較したモーター走行タイムに使ったアルカリ電池
シューティングプラウドスター

走行タイムを計測した結果が、次の表です(1個のモーターにつき、新品のアルカリ電池を2本ずつ使用)。 ブレークインの方法の違いで、モーターの性能が変わることが分かります。

【計測結果】 ※走行タイムの比較
番号 モーター タイム
(5周)
タイム
(10周)
備考
トルクチューン2モーターPRO 19秒56 39秒02 違う方法でブレークイン
18秒81 37秒76
19秒42 38秒85
アトミックチューン2モーターPRO 18秒98 38秒07 同じ方法でブレークイン
19秒15 38秒20

同じ方法でブレークインしても、性能の差が大きい場合もあります。 それは、もともと性能の差が、大きかったからです(一方が、当たりモーターだったとか)。

おそらく、モーターを「ある状態」にできれば、良く回転する仕上がり(とても速いモーター)になるのでしょう。 そして、その方法は、何通りもあるのかもしれません。

また、同じ種類のモーターでも、個体差があります。 最初から速いモーターもあれば、そうでないものもあるわけです。 「これがベストなブレークインだ!」と言える方法が、なかなか見つからないのは、複数の要因が絡まっているからなんですね。

モーターのブレークインの方法のイメージライトダッシュモーターPRO(10個、ブレークイン済み)

管理人は、謎解きゲームのつもりで、楽しみながら模索しています。 自分で探した方が、見つけた時の感動は大きいはずですし、その方が、ミニ四駆をより長く楽しめると思うからです。

最近は「ミニ ブレークインシステム」で、色々試して遊んでいます。 別売りの「ACアダプター(6V/2V)」があれば、家のコンセントから使うことができるので、重宝しています。

ミニ四駆の盛り上がりが続いているので、タミヤ以外のメーカーからも、便利な機器が販売されています。 今後も、新しい製品が発売されるでしょう。 高性能充電器の「ハイテック チャージャーX4アドバンスド」も、改良版(ハイテック チャージャーX4アドバンスドⅡ)が、今月発売予定です。

また、ミニ四駆の本も、新しいものが出版されています。 ミニ四駆の盛況は、まだまだ続くでしょう。

このサイトでは、モーターが速くなるブレークインの方法や、ネオチャンプの性能が高くなる充電方法を、公開しています。 一部の人たちだけが、モーターや電池の性能で優位に立つよりも、大勢の人が、なるべく同じスタートラインで競争できる方が、ミニ四駆が盛り上がると思うからです。
> 「【検証】モーターのブレークイン
> 「【検証】モーターのブレークイン(2)
> 「【検証】充電器

ジャパンカップ2015東京大会3の様子その1ジャパンカップ2015東京大会3の様子その2

これらの記事を公開した後、
「モーターが速くなった!」
「お店の大会で優勝した!」
「公式大会で入賞できた!」
という声が、ジュニア/オープンクラスの両方から、寄せられています。

あなたもぜひ、実行してみてください! ミニ四駆の速さを決めるのは、モーターと電池ということを、実感できるはずです。 そして、シンプルでも速いミニ四駆を作り出すことが、できるでしょう。

ミニ四駆くまモンバージョン


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