MSシャーシの改造に挑戦してみたよ!(3)

MSシャーシ改造のミニ四駆その1

作り手の個性が、最も光るMSシャーシ。 その特有な構造から、他のシャーシでは見られない、数々の改造ギミックが生まれています。 今回は、MSシャーシの本格改造をご紹介☆


MSシャーシ改造(トンちょ仕様)

今回は、MSシャーシの本格的な改造です。 次のミニ四駆は、「ロデオソニック」の部品をベースに作ったものです。

MSシャーシ改造のミニ四駆その1

MSシャーシ改造のミニ四駆その2MSシャーシ改造のミニ四駆その3
MSシャーシ改造のミニ四駆その4MSシャーシ改造のミニ四駆その5


今回の改造は複雑なので、まだミニ四駆を始めたばかりなら、先に「MSシャーシの改造に挑戦してみたよ!(2)」のマシンを、作ってみてください。
> 理由については、「ミニ四駆のために、しない方がいい4つの改造」を参照。

また、次の工具が必要です。 すべて揃えてから、挑戦しましょう。


今回の1番改造は、「トンちょ」です。

トンちょは、アームの形がトンボ型の提灯(ちょうちん)です。 ボディの外観をほとんど損なわずに、提灯のような機能を持たせることができます。

MSシャーシ改造のミニ四駆その6自転車のカゴに止まっているトンボ

従来の提灯は、アームの形が神社の鳥居型なので、
「ボディの形を壊したくないから、ボディ提灯にはしない」
「好きなボディだけど、形が合わないので、改造できない」

という場合が、あったと思います。

でも、トンちょなら、ばっちりOK。 ボディの形に左右されないので、どんなものでも、ボディ提灯にできますよ☆

MSシャーシ改造のミニ四駆その17

それでは、1つ1つ、順番に説明してゆきます。

シャーシ&車輪

真ん中はキットのシャーシで、前後は「Nー03・Tー03 バンパーレスユニット」です。

MSシャーシ改造のミニ四駆その7

Nー03・Tー03 バンパーレスLED(赤)ユニット」でも、同じことができます。 MSシャーシは、バンパーレス改造が手軽にできるので、とっても便利です。 ビバ、オブジェクト指向 \(^o^)/


真ん中のシャーシ(赤丸部分)は、事前にネジ穴を作っておきましょう。 少し手間ですが、後でパーツを取り付ける作業が、楽になります。

MSシャーシ本格改造の加工その1

ネジ穴を作る時は、25mmのキャップスクリュー(「2mm キャップスクリューセット(25mm・30mm)」)を使います。 次のように、穴を貫通させてから、グリグリ回してみましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その2MSシャーシ本格改造の加工その3

この方法は、「MS強化シャーシセット(ホワイト)」などの強化シャーシや、ポリカーボネート製ボディの台座に、威力を発揮します。 通常のビスだと、ネジ山をつぶしてしまう恐れがありますが、キャップスクリューなら、どんなに硬い場所でも大丈夫です。 ビスが入れにくい場所は、キャップスクリューを活用しましょう。


ホイールは「ミニ四駆 蛍光ホイールセット(小径・ローハイト)」の中径タイプ、タイヤは「ローハイトオフセットトレッドタイヤ・ハード(イエロー)」です。 トレッド(左右のタイヤが地面と接する部分の距離)は、スピードを重視するため、前後内側にしました。

MSシャーシ改造のミニ四駆その8MSシャーシ改造のミニ四駆その9

車輪の取り付け

MSシャーシのバンパーレスユニットは、内部に520プラベアリングをビス止めして、スパーギヤの駆動ロスを減らす機能があります。 車輪を取り付ける前に、説明書に従って取り付けましょう。

MSシャーシ本格改造の制作その5MSシャーシ本格改造の制作その6

皿ビスは途中で止めて、520プラベアリングを空転させるのがポイントです(固定させると、かえって抵抗になるので注意)。 最後まで締めた後、プラスドライバーを半回転ぐらい、逆に回しておきましょう。

MSシャーシ本格改造の制作その4

ちなみに、MAシャーシの520プラベアリング(低摩擦タイプ)は、通常タイプより摩擦抵抗が少ないです。 スピードアップが見込めるので、もし余りがあれば、そちらを取り付けるのが良いでしょう。
> 詳細は「【検証】ギヤシャフト・ベアリング(カウンターギヤの軸受け)」を参照。

520プラベアリング(低摩擦タイプ)MSシャーシ本格改造の制作その7


車輪は、次の手順で取り付けます。

ハンマーを使って、ホイールシャフトを打ち込みます。 この作業では、小振りで使いやすい「マイクロハンマー(交換ヘッド4タイプ付き)」がお勧めです。

MSシャーシ本格改造の制作その1

車輪のブレが大きいと、速さも安定性もダウンしてしまいます。 取り付ける時は、次の点を意識してみてください。

【走りを良くする車輪の取り付け方法】
  • ①ホイールシャフトは、車輪に対して、なるべく垂直に入れる。
  • ②取り付けた後、手で回して、車輪のブレの大きさを確認する。
  • ③車輪のブレが大きい場合は、いったん抜いてから、入れ直す。
     →ブレが無くなるか、小さくなるまで、①②を繰り返す。
  • ※詳細は「VSシャーシの改造に挑戦してみたよ!(3)」を参照。

ミニ四駆のホイールのブレ確認のイメージ

車輪を回してブレが小さければ、いったんシャーシから外して、スパーギヤをセットします。 反対側の車輪も大きなブレが無ければ、シャーシとの間隔が 1mmぐらいになるまで入れた後、取り付け工具を挟んで、最後まで押し込みましょう。

MSシャーシ本格改造の制作その2MSシャーシ本格改造の制作その3

この取り付け工具は、プラバンで作成したもので、
「シャーシとホイールの間隔が 0.1mm未満で、しかも、車輪がなめらかに回る状態」
を作り出すことができます。 工具の作成方法は、「VSシャーシの改造に挑戦してみたよ!(3) – 取り付け工具の作り方」を参照してください。

ミニ四駆のホイール取り付け工具

同じ方法で、前後の車輪を取り付けます。

MSシャーシ本格改造の制作その8

ユニット加工

バンパーレスユニットの前部(赤い範囲)を、カットします。

MSシャーシ本格改造の加工その8

ドリル(大きさは 1mm)を使って、カットする範囲に穴をあけます。 削りカスがシャーシの内部に入らないよう、事前にテープを貼っておきましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その9MSシャーシ本格改造の加工その10

ハチの巣状に穴をあけたら、ニッパーでカットしてゆきます(穴同士をつなげるイメージ)。 一度にカットしないで、ニッパーの刃先で、少しずつ取り除くのがポイント。 最後にカッターを使って、きれいに仕上げましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その11MSシャーシ本格改造の加工その12

シャーシをひっくり返して確認。 次のように加工してあればOKです。

ギヤカバー加工

ギヤカバーを、次のように加工します。

ニッパーで、真ん中の柱をカットします。 ダメージを最小限にするため、中央から少しずつカットします。 最後にヤスリで削って、きれいに仕上げましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その4MSシャーシ本格改造の加工その5
MSシャーシ本格改造の加工その6MSシャーシ本格改造の加工その7

フロント(前)バンパー

加工した「ARシャーシ FRPリヤワイドステー」を土台に、「ARシャーシ FRPフロントワイドステー」で自作したスライドダンパーを取り付けました。 スライドダンパーのカバーは、「フロントワイドスライドダンパー」のパーツを加工したものです。

MSシャーシ改造のミニ四駆その10MSシャーシ改造のミニ四駆その11

ガイドローラーは、「2段アルミローラーセット(13-12mm)ブラック」です。 25mmのキャップスクリュー(「2mm キャップスクリューセット(25mm・30mm)」)で取り付けて、「ローラー角度調整プレートセット」で5度のダウンスラストにしています。

MSシャーシ改造のミニ四駆その12MSシャーシ改造のミニ四駆その13

FRPプレート(土台)とキャップスクリューの加工&取り付け

ARシャーシ FRPリヤワイドステー」を、次のように加工します。

FRPプレートの加工方法と注意点については、以前の記事「補助プレートを加工してみよう!」で説明しているので、一読してから挑戦してください。

加工する時は、目印として、マスキングテープを貼りましょう。 次のように、幅 2mmのマスキングテープ(「曲線用マスキングテープ(2mm)」)と幅 6mmのマスキングテープ(「タミヤ マスキングテープ 6mm詰め替え用」)を貼れば、加工の失敗(間違って、削り過ぎるなど)を防いで、精度を高めることができます。

MSシャーシ本格改造の加工その15MSシャーシ本格改造の加工その16

ラジオペンチでカットした後、マスキングテープに沿って、ヤスリで削ります。 ダイヤモンドヤスリ(100円ショップで販売)でも十分ですが、板に180番の紙ヤスリ(「フィニッシングペーパーP180番(3枚セット)」)を貼って、テープで止めたものを使えば、効率良く作業できます。

MSシャーシ本格改造の加工その17MSシャーシ本格改造の加工その18

加工したFRPプレートに、幅10mmのマスキングテープ(「タミヤ マスキングテープ 10mm詰め替え用」)を、次のように貼ります(テープを、ぐるっと1周させる)。

MSシャーシ本格改造の加工その19

180番の紙ヤスリに乗せて、マスキングテープから飛び出た部分を削ります。 少し削ったらティッシュで拭いて、加工の状況を確認してみましょう。 マスキングテープぎりぎり、左右均等に削れていればOKです。

MSシャーシ本格改造の加工その20MSシャーシ本格改造の加工その21


AO-5014 2x25mmキャップスクリュー(2本・ナット付き)」のキャップスクリューを、次のように加工します。 加工したパーツは、バンパーの土台とする、FRPプレートの取り付けに使います。

通常のビスの太さは、FRPプレートの穴よりも、ほんの少し小さいです(イメージ左側)。 このため、コーナーを曲がる際、コースの壁にぶつかる衝撃で、FRPプレートがずれてしまうことがあるのです(イメージ右側)。

プレートのビス穴の説明その1プレートのビス穴の説明その2

実際、バンパーレス加工したミニ四駆を「ハイパーダッシュ3モーター」などの高速モーターで走らせると、スライドダンパー搭載でも、ずれてしまう場合があります。 こうなると、前後のガイドローラーの位置がずれるので、ジャンプが真っ直ぐ飛ばなくなってしまうのです(ジャンプ後に、コースアウトやレーンが変わる危険性が高まる)。

上記は両ネジシャフトの例ですが、キャップスクリューも同じ効果があります。 加工は、次の手順で行います。

スペーサー(6mmを1個、5mmを2個)を入れて飛び出た部分を、ラジオペンチでカットします。 実際には、少し離れた場所をカットします。 ただし、そのまま切ると、はずみで飛ぶことがあるので危険です。 上から布やタオルをかぶせた状態で、カットするようにしましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その22MAシャーシの改造手順その27
MSシャーシ本格改造の加工その23

カットした断面を、180番の紙ヤスリで削ります。 垂直に立てて、円を描くイメージで動かせば、きれいに削ることができるでしょう。 初めは、ちょこんと軽く乗せる感じで動かして、ある程度削れたら、力を加えます。 ただ、削り過ぎないよう注意してください(時々スペーサーを入れて、確認するのが吉)。

MSシャーシ本格改造の加工その24
MSシャーシ本格改造の加工その25MSシャーシ本格改造の加工その26

削り終えたら、10mmの六角マウント(「六角マウントセット(10mm・15mm)」)に貫通させます。 こうすれば、削った部分の形を、整えることができます。

MSシャーシ本格改造の加工その27


加工したキャップスクリューに大ワッシャーを入れて、FRPプレートの下から通します。 それを、シャーシに取り付けます。

MSシャーシ本格改造の制作その9MSシャーシ本格改造の制作その10
MSシャーシ本格改造の制作その11

角度調整プレートの加工&取り付け

ローラー角度調整プレートセット」の角度調整プレート(2度)を、次のように加工します。

角度調整プレートの4ヶ所のくぼみのうち、内側の2ヶ所(青丸の部分)に、ドリル(大きさは 1mm)で穴をあけます。

MAシャーシの改造手順その21MSシャーシ本格改造の加工その28

次に、1.5mm のドリルに交換して、反対側から穴を広げます。 さらに、2mm のドリルに交換して、穴をもっと広げます。

MSシャーシ本格改造の加工その29MSシャーシ本格改造の加工その30

角度調整プレートを、ニッパーでカットします(青線の部分)。 そして、平らな方に両面テープを貼ります。

MSシャーシ本格改造の加工その31MSシャーシ本格改造の制作その12

角度調整プレートを、FRPプレートに貼り付けます。 FRPプレートの穴に、キャップスクリュー(両ネジシャフトでも可)を入れて行えば、正確な位置に貼ることが、できるでしょう。

MSシャーシ本格改造の制作その13MSシャーシ本格改造の制作その14

スライドダンパーのカバー加工&取り付け

フロントワイドスライドダンパー」のカバーを、次のように加工します(前後に取り付けるので、2セット必要)。

今回は、FRPプレートでスライドダンパーを自作します。 ただ、FRPプレートは金属プレートよりも薄いので、無加工だとぐらついて、不安定になってしまうんですね。 そこで、カバー内部の突起を、少しだけ削ります。 次の写真は、加工前後のカバーに、自作のスライドダンパーをセットしたものです。

加工前のカバーに乗せたところ加工後のカバーに乗せたところ

カバー内部の突起は、次の方法で加工します。

400番の紙ヤスリ(「フィニッシングペーパーP400番(3枚セット)」)を、幅 6mmにカットします。 裏にマスキングテープを貼ってから、ハサミで切ると良いでしょう。 それを2枚作ります。 マスキングテープは外します。

MSシャーシ本格改造の加工その32MSシャーシ本格改造の加工その33
MSシャーシ本格改造の加工その34MSシャーシ本格改造の加工その35

紙ヤスリを2枚重ねて、両端をおさえてから、カバーを乗せます。 そして、内部の突起が削れなくなるまで、カバーを上下に動かし続けます。 動かしても、削れるような手応えを感じなくなったら、OK牧場です♪

MSシャーシ本格改造の加工その36MSシャーシ本格改造の加工その37
MSシャーシ本格改造の加工その38MSシャーシ本格改造の加工その39

次は、カバーの側面(赤い範囲)をカットします。

MSシャーシ本格改造の加工その40

側面の壁を、ニッパーで少しずつカットします。 一気にカットすると、素材の関係で割れてしまう恐れがあるので、注意してください。

MSシャーシ本格改造の加工その41MSシャーシ本格改造の加工その42

180番の紙ヤスリで、カバー側面を削ります。 垂直に立てて、上下左右に往復させるのがポイントです。 左右が均等になるよう、ていねいに削りましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その43MSシャーシ本格改造の加工その44


スライドダンパーのカバーは、次の手順で取り付けます。

ミニ四駆マルチテープ(10mm幅 ブルー)」を、6mm × 3mm の大きさにカットして(方法は以下を参照)、15mmビスの根元に巻きます。

MSシャーシ本格改造の制作その15MSシャーシ本格改造の制作その22

6mm × 3mm サイズのミニ四駆マルチテープは、次の方法で作ります。

ミニ四駆マルチテープを適当な大きさに切った後、「曲線用マスキングテープ(3mm)」に貼って、飛び出た部分をカットします(3mm 幅のテープになる)。 それを 6mmのマスキングテープに貼って、飛び出た部分をカットします。 これで、6mm × 3mm サイズのテープになります。

MSシャーシ本格改造の制作その16MSシャーシ本格改造の制作その17MSシャーシ本格改造の制作その18
MSシャーシ本格改造の制作その19MSシャーシ本格改造の制作その20MSシャーシ本格改造の制作その21

テープを巻いた15mmビスに、大ワッシャーを入れて、FRPプレートの下から通します。 テープも穴に入るよう、ていねいに通しましょう。

MSシャーシ本格改造の制作その23MSシャーシ本格改造の制作その24

上から、大ワッシャー、スプリングワッシャーの順に入れて、ナットで固定します。 さらに大ワッシャーを入れて、スライドダンパーのカバーを乗せた後、バネをセットして、完成です。

MSシャーシ本格改造の制作その25
MSシャーシ本格改造の制作その26MSシャーシ本格改造の制作その27

スライドダンパー(ARフロントワイド)の加工

ARシャーシ FRPフロントワイドステー」を、次のように加工します。

加工方法については、「スライドダンパーを自作してみよう!(2)– 【実演】FRPプレート(ARフロントワイド)の加工」を参照してください。


フロントワイドスライドダンパー」の土台を、次のように加工します。 加工したパーツは、スライドダンパーのフタとして使います。

バネを入れる四角のくぼみの中心に、目印として、6mm と 2mmのマスキングテープを貼ります。 そして、テープの周りに穴をあけて、ニッパーでカットします。

MSシャーシ本格改造の加工その45
MSシャーシ本格改造の加工その46MSシャーシ本格改造の加工その47

外側の突起を、ニッパーでカットします。 180番の紙ヤスリで、カットした断面を削ります。

MSシャーシ本格改造の加工その48MSシャーシ本格改造の加工その49
MSシャーシ本格改造の加工その50MSシャーシ本格改造の加工その51

内側の壁を、ニッパーでカットします。 180番の紙ヤスリで、カットした部分を削ります。

MSシャーシ本格改造の加工その52MSシャーシ本格改造の加工その53
MSシャーシ本格改造の加工その54MSシャーシ本格改造の加工その55

さらに、4つ角のとんがりと、外側の断面を削ります。

MSシャーシ本格改造の加工その56MSシャーシ本格改造の加工その57

内側の突起(赤丸部分)を、ニッパーでカットします。 両面テープを貼って、自作のスライドダンパーに貼り合わせます。 カバーにバネをセットして行うと、良いでしょう。

MSシャーシ本格改造の加工その58MSシャーシ本格改造の加工その59
MSシャーシ本格改造の加工その60MSシャーシ本格改造の加工その61

フタの周囲(スライドダンパーとのすき間)に、「タミヤ瞬間接着剤《高強度タイプ》」を流し込みます。 固まるのに少し時間がかかるので、太陽に当てておくと良いでしょう。

MSシャーシ本格改造の加工その62MSシャーシ本格改造の加工その63

接着剤が乾いたら、フタの断面をヤスリで削って、平面に仕上げます。 お好みで、シールなどを貼ってみましょう。 今回は、パーツの紙を貼ってみました。

MSシャーシ本格改造の加工その64MSシャーシ本格改造の加工その65
MSシャーシ本格改造の加工その66MSシャーシ本格改造の加工その67

スライドダンパーとガイドローラーの取り付け

25mmのキャップスクリュー(「2mm キャップスクリューセット(25mm・30mm)」)に、大ワッシャー、角度調整プレートチップ(3度)の順に入れて、スライドダンパーの下から通します。 上からは、角度調整プレートチップ(3度)、大ワッシャーの順に入れます。 チップは、入れる向きに、注意してください。

MSシャーシ本格改造の制作その28MSシャーシ本格改造の制作その29

ガイドローラーをセットして、スプリングワッシャーを入れて、ナットで固定します。

MSシャーシ本格改造の制作その30MSシャーシ本格改造の制作その31

スライドダンパーを平行にして、ガイドローラーの角度を確認。 次のように、ダウンスラストならOKです。 最後に 3mmスペーサーを入れて、スタビボールで固定します。

MSシャーシ本格改造の制作その32MSシャーシ本格改造の制作その33

スライドダンパーのカバーに乗せて、キットのプラスチックスペーサー(ハトメを入れるパーツ)を入れた後、ロックナットで固定して、完成です。

MSシャーシ本格改造の制作その34MSシャーシ本格改造の制作その36
MSシャーシ本格改造の制作その35

リヤ(後)バンパー

加工した「FRPマルチワイドリヤステー」を土台に、「FRPマルチ補強プレート」で自作したスライドダンパーを取り付けました。 また、「AO-1024 2x38mm両ネジシャフト(4本)」と「アンダースタビヘッドセット」を組み合わせて、マスダンパーを取り付け可能にしています。

MSシャーシ改造のミニ四駆その14

スライドダンパーの土台は、「カーボン強化リヤダブルローラー(3点固定タイプ)」の3点止めステーを加工したものです。 FRPプレートと3点止めステーは、加工した両ネジシャフトで固定しました(コースの壁にぶつかる衝撃で、ずれてしまうのを防ぐため)。

MSシャーシ改造のミニ四駆その15

ガイドローラーは、「19mmプラリング付アルミベアリングローラーセット」です。 加工した小径ホイールを間に入れて、30mmのキャップスクリュー(「2mm キャップスクリューセット(25mm・30mm)」)で取り付けています。

MSシャーシ改造のミニ四駆その16

FRPプレート(土台)と両ネジシャフトの加工&取り付け

FRPマルチワイドリヤステー」を、次のように加工します。

次の場所(赤い線)をカットした後、ヤスリで削って仕上げます。

MSシャーシ本格改造の加工その68


AO-1024 2x38mm両ネジシャフト(4本)」を、次のように加工します。

長い方を、ラジオペンチでカットします。 はずみで飛ぶのを防止するため、上から布やタオルをかぶせた状態で行いましょう。 その後、180番の紙ヤスリで削ります。 初めは、ちょこんと軽く乗せる感じで行い、ある程度削れたら、力を加えます。 垂直に立てて、円を描くイメージで動かせば、きれいに削ることができるでしょう。

MAシャーシの改造手順その26MAシャーシの改造手順その27
MAシャーシの改造手順その29MAシャーシの改造手順その31


加工した両ネジシャフトに大ワッシャーを入れて、FRPプレートの下から通します。 それを、シャーシに取り付けましょう(残りの2本は、後で使います)。 ここでは、「ボックスドライバー(4mm/4.5mm)」が便利です。

MSシャーシ本格改造の制作その37MSシャーシ本格改造の制作その38
MSシャーシ本格改造の制作その39

カーボン強化3点止めステーの加工&取り付け

カーボン強化リヤダブルローラー(3点固定タイプ)」の3点止めステーを、次のように加工します。

ニッパーで、次のようにカットしてゆき、ステーを2つに分けます。 分ける地点に向けて、刃先をつなげるイメージでカットするのがポイントです。

MSシャーシ本格改造の加工その69MSシャーシ本格改造の加工その70
MSシャーシ本格改造の加工その71MSシャーシ本格改造の加工その72
MSシャーシ本格改造の加工その73

今回、ステーの根元は使いませんが、次のように、リヤバンパーの無いシャーシ(VSやスーパーXXシなど)の改造で役に立つので、とっておくと良いでしょう。

VSシャーシ(ネオファルコン)の改造手順その97

ステーの両側を、さらにカットします。 ここでも、境目に向けて、刃先をつなげるイメージでカットしましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その74MSシャーシ本格改造の加工その75
MSシャーシ本格改造の加工その76MSシャーシ本格改造の加工その77

次は、ステーの真ん中(赤い範囲)をカットします(理由については後述)。

MSシャーシ本格改造の加工その78

フロント/リヤワイドスライドダンパーのカバーは、バネが少し飛び出す仕組みになっています。 次の写真は、加工前後のステーに、自作のスライドダンパーをセットしたものです。 ステーが無加工だとバネを圧迫して、動きが悪くなってしまうんですね。 そこで、ステーの真ん中をカットするわけです。

加工前のステーに乗せたところ加工後のステーに乗せたところ

ニッパーの刃先で、少しずつカットします。 その後、カッターで削って、断面をきれいに仕上げます。

MSシャーシ本格改造の加工その79MSシャーシ本格改造の加工その80
MSシャーシ本格改造の加工その81MSシャーシ本格改造の加工その82


加工した両ネジシャフト(残りの2本)を、短くします。 具体的には、スペーサー(3mmと4.5mm)を入れて飛び出た部分を、カットします。

MSシャーシ本格改造の加工その83

180番の紙ヤスリで、ぐるぐる回しながら削ります(時々スペーサーを入れて、確認するのが吉)。 終わったら、10mmの六角マウントに入れて、削った部分の形を整えましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その84MSシャーシ本格改造の加工その85

加工した両ネジシャフトに大ワッシャーを入れて、FRPプレートの下から通します。 上からステーを乗せて、固定させます。 バネを入れるために加工した部分が、上側・シャーシ側になるよう、向きに注意してください。

MSシャーシ本格改造の制作その40MSシャーシ本格改造の制作その41

スライドダンパー(マルチ補強プレート)の加工&取り付け

FRPマルチ補強プレート」を、次のように加工します。

加工方法については、「スライドダンパーを自作してみよう!(2)– 【実演】FRPマルチ補強プレートの加工」を参照してください。


8mm ビスに大ワッシャーを入れて、加工したスライドダンパーのカバーに通します。 カバーの裏に、自作のスライドダンパーとバネをセットして、3点止めステーに取り付けます。

MSシャーシ本格改造の制作その42MSシャーシ本格改造の制作その43
MSシャーシ本格改造の制作その44MSシャーシ本格改造の制作その45

小径ホイールの加工(ホイールスタビの改造)

キットの小径ホイールを、次のように加工します。 このパーツは、17mmのスタビヘッド代わりに使います。

ドリル(大きさは 1.5mm)を使って、ホイールの穴を貫通させます。 また、ホイールの端(横の出っ張り部分)を、ニッパーでカットします。

MSシャーシ本格改造の加工その86MSシャーシ本格改造の加工その87

3本スポークのうち、1本をカットします。 また、残った2本のスポークとの境目もカットします。 最後にヤスリで削って、きれいに仕上げましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その88MSシャーシ本格改造の加工その89
MSシャーシ本格改造の加工その90

ミニ四駆 蛍光ホイールセット(小径・ローハイト)」に色違いのパーツがあるので、こちらでもOKです。 他の小径ホイールでも構いませんが、芯の長さが違う場合、取り付け時にスペーサーを調整する必要があります。

蛍光グリーンの小径ホイール

ガイドローラーとホイールスタビの取り付け

30mmのキャップスクリュー(「2mm キャップスクリューセット(25mm・30mm)」)にガイドローラーをセットして、大ワッシャーを入れて、スライドダンパーの下から通します。 上からは、大ワッシャー、6mm スペーサーの順に入れます。

MSシャーシ本格改造の制作その46MSシャーシ本格改造の制作その47
MSシャーシ本格改造の制作その48

ホイールスタビの穴(貫通させた方)の入り口を、リーマーで少し拡げてから、くるくる回して取り付けます。

MSシャーシ本格改造の加工その91MSシャーシ本格改造の制作その49

ホイールスタビの上に、虫歯ワッシャーを入れます。 その後、ガイドローラーをセットして、ロックナットで固定して、完成です。

MSシャーシ本格改造の制作その50MSシャーシ本格改造の制作その51
MSシャーシ本格改造の制作その52MSシャーシ本格改造の制作その53

虫歯ワッシャーは、スタビヘッドの回転を防ぐパーツで、「大径スタビヘッドセット(11mm,15mm)」や「大径スタビヘッドセット(17mm)」に入っています。 必須ではありませんが、持っていたら、挟んでおきましょう。

両ネジシャフトとアンダースタビの加工

AO-1024 2x38mm両ネジシャフト(4本)」を、次のように加工します。

両ネジシャフト(短い方)に 5mmスペーサーを入れて、飛び出た部分をカットします。 少し離れた場所を、ラジオペンチでカットしましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その92

180番の紙ヤスリで、ぐるぐる回しながら削ります(時々スペーサーを入れて、確認するのが吉)。 終わったら、10mmの六角マウントに入れて、削った部分の形を整えましょう。

MSシャーシ本格改造の加工その93MSシャーシ本格改造の加工その94


アンダースタビヘッドセット」の青いパーツを、次のように加工します。

ニッパーを使って、傘の部分をカットします。 芯に沿って、ぐるりと1周、切り取りましょう。 ただ、芯の部分までカットしないよう、注意してください。

MSシャーシ本格改造の加工その95MSシャーシ本格改造の加工その96
MSシャーシ本格改造の加工その97

FRPプレート(ブレーキ)の加工&取り付け

FRPマルチ補強プレート」を、次のように加工します。

次の場所(赤い線)をカットした後、ダイヤモンドヤスリで削って仕上げます。 反対側も、同じように加工します。

MSシャーシ本格改造の加工その98

加工した両ネジシャフトにスプリングワッシャーを入れて、FRPプレートの上から通します。 反対側からナットを入れて、しっかりと固定しましょう。 加工したアンダースタビを取り付けて、完成です。

MSシャーシ本格改造の制作その54MSシャーシ本格改造の制作その55
MSシャーシ本格改造の制作その56MSシャーシ本格改造の制作その57

トンボ提灯(トンちょ)

トンちょは、アームの形がトンボ型の提灯(ちょうちん)です。 従来の提灯と同じように、アームが上下に動きます。

MSシャーシ改造のミニ四駆その23MSシャーシ改造のミニ四駆その24

アームは、「FRPマルチ補強プレート」と「ボールリンクマスダンパー(スクエア)」のFRPプレートで作っています。 前を土台として後方に伸ばし、その先にマスダンパーを取り付けます。 アームはモーターに当てて、全体の中心を押さえるようにしています。

MSシャーシ改造のミニ四駆その21MSシャーシ改造のミニ四駆その22

土台を構成するパーツは、
AO-1037 ミニ四駆 アルミシャフトストッパー(4個)」、「60mm中空ステンレスシャフト」、
AO-1024 2x38mm両ネジシャフト(4本)」、「MSシャーシ マルチブレーキセット」、
AO-1018 ベアリングローラー用スペーサー(20個)」、キットの小径ホイール
の6つです(ホイールは、他の種類でもOK)。 バネ式よりも、スムーズに動きます。

MSシャーシ改造のミニ四駆その20

土台の加工&取り付け

MSシャーシ マルチブレーキセット」のパーツに、中空ステンレスシャフトを通して、ベアリングローラー用スペーサーでサンドイッチします。

MSシャーシ本格改造の制作その60

FRPマルチ補強プレートの右側の穴(端から3番目)に、両ネジシャフト(短い方)を通します。 そして、反対側に 6mmスペーサーを入れて、アルミシャフトストッパーを取り付けます。 それを上記のセットに入れてから、同じ手順で左側の穴にアルミシャフトストッパーを取り付けて、中空ステンレスシャフトをスライドさせます。

MSシャーシ本格改造の制作その58MSシャーシ本格改造の制作その59
MSシャーシ本格改造の制作その61MSシャーシ本格改造の制作その62
MSシャーシ本格改造の制作その63

キットの小径ホイールを、ホイールスタビのように加工して、貫通させた穴に 6mmビスを入れます。 それを上記のセットに、サンドイッチします。 この時、車輪の取り付け工具を、活用すると良いでしょう。 途中で入れにくいと感じたら、ハンマーを使って打ち込みます。 取り付け工具を外して、なめらかに動けばOKです。

MSシャーシ本格改造の制作その64MSシャーシ本格改造の制作その65
MSシャーシ本格改造の制作その66MSシャーシ本格改造の制作その67

ビスを外してから、ホイールをカットして、芯の部分だけ残します。

MSシャーシ本格改造の制作その68MSシャーシ本格改造の制作その69
MSシャーシ本格改造の制作その70

芯の内側に、幅 5mmのマスキングテープ(「曲線用マスキングテープ(5mm)」)を巻いて、はみ出た部分をカットします。 マスキングテープを外して、カットした断面をヤスリで削って、きれいに仕上げましょう。

MSシャーシ本格改造の制作その71MSシャーシ本格改造の制作その72

上記のセットを、フロント(前)ユニットから飛び出たキャップスクリューに入れて、ロックナットで固定して、完成です。

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FRPプレート(アーム)の加工

FRPマルチ補強プレート」と「ボールリンクマスダンパー(スクエア)」のFRPプレートを組み合わせて、次のように加工します。

3本のFRPマルチ補強プレートを、1つに束ねます。 具体的には、次の位置の穴(赤丸同士、青丸同士)に両ネジシャフトを入れて、重ね合わせます。 そして、反対側からスペーサーを入れて、ナットで固定します。

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次の位置(赤丸部分)に、鉄鋼用ドリル(大きさは 1mm)で穴をあけます。 さらに、1.5mm のドリルに交換して、穴を広げます。 そして、「ハードコートヤスリPRO(丸・3mm径)」で、穴の位置・形がバランス良くなるように、(FRPマルチ補強プレートの)両側から削ります。 最後に、2mm のドリルで、穴を貫通させます。

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穴をあけたFRPプレートを、次の位置(赤い線)でカットします。 あけた穴(青丸部分)を基準にして、カットする位置をよく確認しましょう。 また、カットした破片は後で使うので、とっておいてください。

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2本のFRPプレート(穴をあけたものと、無加工のもの)に両面テープを貼って、両ネジシャフトを通して重ね合わせます。 そして、反対側からスペーサーを入れて、ナットで固定します。

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平らな場所で、横に倒して、真っ直ぐにします(横倒しは、交互に行うのが吉)。 そして、結合部分のすき間に、「タミヤ瞬間接着剤《高強度タイプ》」を流し込みます。

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接着剤が乾燥したら、両ネジシャフトを外します。 入れ替わりで、トラスビスをFRPプレートに通して、ロックナットで固定します。 トラスビスには、6mm × 3mm サイズのミニ四駆マルチテープを、巻いておきましょう。 テープは前述の方法で作ってください。

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残った1本のFRPプレートを、次の位置(赤い線)でカットします。

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両面テープを貼って、キャップスクリューを通して重ね合わせます。 そして、反対側からスペーサーを入れて、ナットで固定します。

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ミニ四駆をひっくり返して、加工したFRPプレート(前バンパーの土台)の下から、両ネジシャフトを通します。 反対側から 6.7mmスペーサーを入れて、上記のセットを取り付けます。 ナットは、しっかりと締めてください。

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ミニ四駆のリヤ(後)バンパーと、アームの位置を確認。 FRPプレートの穴が、一直線上に並ぶよう、アームを微調整しましょう。 アームとブレーキの真ん中の穴を、輪ゴムで結ぶのが、超お勧めです。 ほぼ垂直に、なってくれますよ☆

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フロント(前)バンパーの土台とアームの間に、4つ折りにしたティッシュペーパーを挟んで、結合部分(赤い範囲)に接着剤を流し込みます。 リヤローラーの下に適当な物を置いて、前に傾いた状態にして、乾燥させてください。

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FRPプレートの破片を、次の位置(赤い線)でカットします。 目印として、真ん中の穴を中心に、5mm のマスキングテープを貼りましょう。

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FRPプレートの破片を、ビスで取り付け可能にするため、アームの根元付近の穴(赤丸部分)を、1mm ほど削ります(穴の形を、楕円形にするイメージ)。

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丸型のダイヤモンドヤスリ(100円ショップで販売)で、アームの根元付近の穴を削ります。 加工はすぐに終わりますが、アームの強度に関わる重要なポイントです。 ダイヤモンドヤスリは削る力が強いので、穴の広げ過ぎに注意してください。

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両面テープを貼って、キャップスクリューを通して重ね合わせます。 そして、反対側からスペーサーを入れて、ナットで固定します。 結合部分(赤い部分)に接着剤を流し込んで、乾燥したらトラスビスと入れ替えて、ロックナットで固定します。

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MSシャーシ本格改造の加工その135

ボールリンクマスダンパー(スクエア)」のFRPプレートを、次の位置(赤い線)でカットします。

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両面テープを貼って、キャップスクリューを通して重ね合わせます。 そして、反対側からスペーサーを入れて、ナットで固定します。 結合部分に接着剤を流し込んで、乾燥したらトラスビスと入れ替えて、ロックナットで固定して、完成です。

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MSシャーシ本格改造の加工その140

両ネジシャフトの加工&取り付け

AO-1024 2x38mm両ネジシャフト(4本)」を、次のように加工します。

短い方に、3mm スペーサーと大ワッシャー2枚を入れて、飛び出た部分をカットします。 少し離れた場所を、ラジオペンチでカットしましょう。

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180番の紙ヤスリで、ぐるぐる回しながら削ります(時々スペーサーを入れて、確認するのが吉)。 終わったら、10mmの六角マウントに入れて、削った部分の形を整えます。

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長い方に、スペーサー(6mm と12mm)を入れて、飛び出た部分をカットします。 こちらも、少し離れた場所を、ラジオペンチでカットしましょう。

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180番の紙ヤスリで、ぐるぐる回しながら削ります(時々スペーサーを入れて、確認するのが吉)。 終わったら、10mmの六角マウントに入れて、削った部分の形を整えます。

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加工した両ネジシャフト(短い方)を、FRPプレートの下から通します。 上からは、小ワッシャー、スプリングワッシャーの順に入れて、ナットで固定します。 両ネジシャフトの長い方に、ロックナットを取り付けて、完成です。

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FRPプレート(アーム)の取り付け

AO-1024 2x38mm両ネジシャフト(4本)」を、次のように加工します。

短い方に、4.5mm スペーサーと大ワッシャーを入れて、飛び出た部分をカットします。 少し離れた場所を、ラジオペンチでカットしましょう。 そして、180番の紙ヤスリで、ぐるぐる回しながら削ります(時々スペーサーを入れて、確認するのが吉)。 終わったら、10mmの六角マウントに入れて、削った部分の形を整えます。

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長い方は、根元からカットします。

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カットしたら、3mm スペーサーを入れて、六角マウントを取り付けましょう(削る作業が、しやすくなります)。 そして、180番の紙ヤスリで、ぐるぐる回しながら削ります。

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加工した両ネジシャフトに大ワッシャーを入れて、アームの上から通します。 反対側に、スプリングワッシャーを入れて、土台(アルミシャフトストッパー)に取り付けます。

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MSシャーシ本格改造の制作その77MSシャーシ本格改造の制作その78

アームを最後まで上げると、ビスに当たってしまいます。 ゴムチューブを短く切って、ビスを塞ぎましょう。 ゴムチューブは、「ARシャーシ FRPフロントワイドステー」、「ARシャーシ FRPリヤワイドステー」、「ブレーキスポンジセット」などに入っています。

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MSシャーシ マルチブレーキセット」のブレーキスポンジ(黒)を、幅 7mmにカットします。 同じものを3つ作って、重ね合わせます。 それをアームの下(モーター付近)に貼り付けて、完成です。

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まとめ

重さは 111.8gです(グリスアップはしていない状態)。

MSシャーシ改造のミニ四駆の重さ

マスダンパーは、リヤ(後)に4ヶ所、取り付けることができます。 アームの先にビスを追加すれば、さらに取り付けることが、可能になります。

MSシャーシ改造のミニ四駆にマスダンパーを取り付けたところ


改造に使った部品は、次のとおりです。

【使用パーツ一覧】
部位 キット/パーツ名
シャーシ ロデオソニック」のシャーシ
Nー03・Tー03 バンパーレスユニット
ボディ
車輪 ミニ四駆 蛍光ホイールセット(小径・ローハイト)
ローハイトオフセットトレッドタイヤ・ハード(イエロー)
フロント(前)バンパー ARシャーシ FRPリヤワイドステー
ARシャーシ FRPフロントワイドステー
フロントワイドスライドダンパー
2段アルミローラーセット(13-12mm)ブラック
ローラー角度調整プレートセット
サイド(横)バンパー
リヤ(後)バンパー FRPマルチワイドリヤステー
FRPマルチ補強プレート
カーボン強化リヤダブルローラー(3点固定タイプ)
フロントワイドスライドダンパー
19mmプラリング付アルミベアリングローラーセット ※2セット
ロデオソニック」の小径ホイール(*1) ※2個
虫歯ワッシャー
※「大径スタビヘッドセット(11mm,15mm)」、「大径スタビヘッドセット(17mm)」に付属。
モーター トルクチューン2モーターPRO
カウンターギヤ&スパーギヤ ミニ四駆PRO MSシャーシ用ハイスピードギヤセット(ギヤ比 4:1)
ギヤシャフト フッソコートギヤシャフト(ストレート2本)
ギヤシャフト・ベアリング 520ボールベアリング
※「AO-1017 520ボールベアリング4個」、「ミニ四駆PRO MSシャーシ用ギヤベアリングセット」に付属。
ホイールシャフト 60mmブラック強化シャフト(4本)
ホイールシャフト・ベアリング AO-1011 620ボールベアリング2個セット ※2セット
ターミナル(電池金具) MSシャーシ ゴールドターミナル
トンボ提灯(トンちょ) FRPマルチ補強プレート ※2セット
ボールリンクマスダンパー(スクエア)」のFRPプレート
AO-1037 ミニ四駆 アルミシャフトストッパー(4個)
AO-1024 2x38mm両ネジシャフト(4本)
AO-1018 ベアリングローラー用スペーサー(20個)
MSシャーシ マルチブレーキセット
60mm中空ステンレスシャフト
ロデオソニック」の小径ホイール(*1) ※2個
その他 2mm キャップスクリューセット(25mm・30mm)
AO-5014 2x25mmキャップスクリュー(2本・ナット付き)
AO-1024 2x38mm両ネジシャフト(4本) ※2セット
ボールスタビキャップ(ブライト)
アンダースタビヘッドセット
ミニ四駆マルチテープ(10mm幅 ブルー)

*1:「ミニ四駆 蛍光ホイールセット(小径・ローハイト)」の小径ホイールなどでもOK。

ビスやナットが足りない場合は、次のパーツで補充すると良いでしょう。

> 小部品の内訳については、「製品パーツカタログ – ⑧その他パーツ(小部品)」を参照。


注意点として、丸いマスダンパーを取り付けると、全長が 165mmギリギリになります。 車検をする人や方法によっては、レギュレーション(公式大会の規則)に違反すると、判定されるかもしれません。

MSシャーシ改造のミニ四駆の全長

もし不安なら、FRPプレートの先(赤い部分)を少し削って、余裕を持たせると良いでしょう。

全長オーバー時の対応その1

大会で指摘を受けた場合は、トンちょのマスダンパーを、スクエアタイプにすると良いでしょう(自宅以外の場所で、FRPやカーボンを加工するのは、ご法度です)。

全長オーバー時の対応その2

なお、カットしたビスの破片はパーツの袋に入れて、資源ごみ(危険ゴミ)に分別して捨ててください。 ミニ四駆を末長く楽しむために、こうした行動の積み重ねを、大切にしましょう。

ビスの破片


ボディを乗せてみました。

MSシャーシ改造のミニ四駆その25

トルクルーザー クリヤーボディセット」に、赤で塗装した後、黒で裏打ちして、付属のシールを貼っています。 一見、ボディ提灯のミニ四駆には、見えないですよね☆
> 塗装の詳細については、「ミニ四駆の塗装(とそう)に挑戦してみよう!」を参照。

ポリカーボネート製ボディを乗せる場合は、塗装する前に、取り付け可能にしておきましょう。 アームの穴の位置を加味しつつ、ボディに初めからある穴を利用するのが、上手く乗せるポイントです。

MSシャーシ本格改造の加工その155

裏打ち前後のボディを、次に示します。 同じ赤でも、裏打ちすると、色合いが大きく変わることが分かります。

【裏打ち前】

【裏打ち後】

【保護シートを外してシールを貼った状態】
保護シートを外してシールを貼った状態

裏打ちのテクニックは、「ミニ四駆超速ドレスアップ入門」を参考にしました。

ミニ四駆超速ドレスナップ入門

ミニ四駆をかっこ良く改造する方法が、ギュッと詰まった至高の一冊ですので、まだ持っていないなら、ぜひ手にしてください。 次の記事と合わせて、あなただけのスペシャルマシンを作りましょう。
> 「ドレスアップをマスターしよう!


トンちょにすればボディの制約がなくなるので、改造の可能性が、グンと広がります。
「ボディ提灯は、見た目を損なうから、したくない」
という方には、特にお勧めしたい改造方法です。

アームを後方からのばす形にすれば、前にマスダンパーが集中するので、SFMシャーシのように、フロントヘビーの重量配分にできます。 次のように、カーボンプレートで作れば、アームを軽くすることもできます。

トンちょのアームトンちょ改造のミニ四駆(サンダードラゴン・MSシャーシ)

今回の改造は、MAシャーシでも、ほぼ同じ要領で制作できます。 MAシャーシのミニ四駆は、車輪まで隠すボディが多いので、トンちょがとっても向いています。

ミニ四駆・ブラストアロー(個人制作)
ヒートエッジ グリーンスペシャル(MAシャーシ)MAシャーシ基本改造の外観(ボディあり)

トンちょのミニ四駆が、どんな走りをするのかは、作ってからのお楽しみです。 実際に制作して、確かめてみましょう。 改造は複雑ですが、道具を揃えて、手順に沿って加工すれば、大丈夫です。 ぜひ、あなたの手で、作り出してみてください! そして、大好きなボディを乗せて、走らせてみましょう。

MSシャーシ改造のミニ四駆その23


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