ブラストアローを作って走らせてみたよ!

ブラストアローの箱

新型のMAシャーシを搭載したブラストアローを、実際に組み立てて、コースで走らせてみました。


ブラストアロー、解禁!

先日、ブラストアローを店頭で見かけたので、速攻でレジに持って行きました。 楽しみにとっておこうと考えて、すぐには組み立てずにいたのですが、思い立って作ることにしました。

ブラストアローの箱

まずは組み立て!

早速、箱をあけて中身を取り出してみます。 早朝だったので、コーヒーを一杯飲んでから制作開始です。

ブラストアローを組み立てる直前の様子

おお〜、これが新型のMAシャーシですか! 新しいミニ四駆を組み立てる時は、いつも心が弾みますよね。 今回は新シャーシなので、より一層弾みます♩

箱をあけて中身を取り出したところ

およよ? あまり見かけない冊子が入っていました。 どうやらRCカーのチラシのようです。

タミヤのラジコンカーのチラシ(表紙)

RCカーが、たくさん掲載されています。 大会で優勝したのでしょうか、嬉しそうな表情の子供達の写真も掲載されていました。 1台数万円もしますが、RCカーも遊んでみたいですね☆

タミヤのラジコンカーのチラシ(表面)タミヤのラジコンカーのチラシ(裏面)

話をミニ四駆に戻します。 MAシャーシは初めてなので、説明書に従って、組み立てることにしました。

パーツを切り離して組み立て始めたところ

この辺は、ARシャーシと同じです。 樹脂製のおかげか、ネジを入れるのがとても楽です。

パーツをネジで取り付けたところ

軸受け部分のパーツを、シャーシに入れてみました。 シャーシとパーツが色違いなので、判別しやすいですね。

軸受け部分をシャーシにはめ込んだところ

シャフトをさして、ホイールを回してみました。 止まる気配が感じられないほど、クルクルと良く回ります(^-^)

ホイールを手で回してみたところ

ん? 何だか、くさびみたいな、見慣れないパーツがあります。 一体、何のパーツでしょうか?

見慣れない謎のパーツ

このように、ターミナルをシャーシに固定するパーツでした。 新しい発想、新鮮な気持ちがします。

謎のパーツの正体はターミナルを固定するものだった

これは、先ほどのくさびみたいなパーツを取り外すための工具です。 後でゴールドターミナルに変更する時に使います。 説明書によれば、モーターを取り外すのにも使えるみたいです。 無くさないようにしたいですね。

ターミナルを固定するパーツやモーターを簡単に取り外すことができる工具

だいぶ組み上がってきました。 ここで、焦らない焦らない。 急いては、ことを、し損じます。

だいぶ組み上がってきたところ

モーター&ギヤカバーを取り付けてみます。 1つのパーツで取り付ける仕組みは、MSシャーシと同じですが、取り外しが段違いに楽です。

これって結構重要です。 交換しやすいということは、レース前の調整がしやすいわけで、試走できる回数も増えるからです。

ギヤとモーターのカバーをはめようとしているところ

手で、ぐりぐりと回してみました。 うひゃー、駆動効率めっちゃE〜 (≧∇≦)

組み上がったところ

とりあえずブレークイン。 小気味良い音が、鳴り響きます☆

ブレークインをしているところ

ビス穴も、多いですね。 モーター上部のビス穴2つは、ARシャーシのなごりでしょうか。 一体、何に使うんでしょうね。 わざわざ受け継がせるからには意味があるわけで、研究する価値がありそうです。

ようやく完成したところ

重さを量ってみると、100グラムを切っていました(電池無し)。 ちなみに重量計は、体脂肪計で有名なタニタの製品です。

ミニ四駆を計りに乗せてみたところ

次は走行!

せっかくなので、東京新橋のタミヤプラモデルファクトリーに行って、素組みの状態で走らせることにしました。

東京新橋のタミヤプラモデルファクトリーに設置されているコース

ノーマルモーターで走らせてみました。 走行タイムは、軸受けやガイドローラーにベアリングを装備させた別のミニ四駆(ノーマルモーター搭載)より速かったです。 初期性能の高さは、ピカイチですね☆

ノーマルモーターで走らせたタイム

次は、トルクチューンモーターで走らせました。 6回ほどコースアウトを繰り返しましたが、何とか完走できました。 タイマーに隠れて見えませんが、せっかくの白ボディが、黒く汚れてしまいました(>_<) 新橋のコースは過酷です。 トルクチューンモーターで走らせたタイム

今度は、アトミックチューンモーターで走らせてみましたが、タイムが遅くなってしまいました。 どうやら電池が弱まったようです。 実はこの電池で、別のミニ四駆(ハイパーダッシュ2モーター搭載)をビュンビュン走らせていたんですね。

アトミックチューンモーターで走らせたタイム

トルクチューンモーターで完走できたのも、おそらく電池のパワーが落ちたからでしょう。 ということは、安定性を高めれば、トルクチューンモーターでも、もっと速いタイムが出せるわけです。

ブラストアロー、無改造のままで、無理させてゴメンねm(_ _)m

まとめ

ブラストアロー(MAシャーシ)の特長は、次の3つです。

  • ①とても組み立てやすい
  • ②分かりやすくて親切
  • ③最初から速い

①は、ネジの取り付けが楽なこと、パーツの構成がシンプルなこと、などの理由が挙げられます。 

②は、パーツが色違いで判別しやすいこと、専用工具(ターミナル・モーターの固定パーツをカンタンに外せる、ピニオンギヤを取り付ける)が付属されていることが、その理由です。

③は、実際に走らせてみれば分かります。 このサイトでお勧めしている5大シャーシ(VS、MS、スーパーXX、スーパーII、AR)のどれよりも速くて、スピードの制御に苦労しそうな予感がしました(良い意味で)。

今までのシャーシへの不満が、全て解消されていると言っても過言ではありません。 あえて欠点を挙げるなら、モーターのクーリングシールドをつけたままだと、モーターカバーの取り付けが固くなってしまうことぐらいです。 これはクーリングシールドを外して、長時間連続して走らせないように気をつければ、問題ないでしょう。

大会で猛威を振るうブラストアロー

先日、ミニ四駆ステーション大会で、ブラストアローが優勝しました。 参加者の中には、ミニ四駆の世界チャンピオンもいたそうです(人づてに聞いた話です)。 大会が終わった後、優勝したレーサーと雑談しました。 「こんな(セッティングの)ミニ四駆で優勝してしまって、いいんでしょうか?」と複雑な表情でした。

ジャパンカップ(6/23、東京品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン)でも、ブラストアローが2次予選を勝ち抜いて、決勝レースに出場していました。 当然レーサーの実力もあるわけですが、発売当日、その場で即席で作られたミニ四駆が、ここまでの活躍をしたのは驚異的です。

ジャパンカップ東京大会(6/23)の様子その1ジャパンカップ東京大会(6/23)の様子その2

タミヤは「大会には、自分で組み立てたミニ四駆で参加すること」というルールを新設しました。 その一方で、組み立てやすくて最初から速い製品を開発しています。 単に規制するのではなくて、より多くの人がミニ四駆を楽しめる環境作りに、徹底的に取り組むタミヤの姿勢を感じます。

ブラストアローは強い味方!

ブラストアローは、経験の浅いレーサーの心強い味方になってくれるでしょう。 改造が好きなベテランレーサーには、いじれる部分が少なくて物足りないと感じるかも知れません。 でも、それを一度ぶち壊して、より高いレベルのミニ四駆を作ることに、挑戦して欲しいと思います。 私も挑戦してみます_(^-^)>

ブラストアローの箱
ミニ四駆PROシリーズ No.35 ブラスト アロー(MAシャーシ)

組み立てて感動、走らせて感動(やや大げさ)!

ブラストアロー、お勧めです!!


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