ガイドローラーについて

豊富な種類のガイドローラー

コーナリングの鍵を握る「ガイドローラー」について、解説します。


とっても重要! ガイドローラーの役目

ガイドローラーは、ミニ四駆の外側に取り付ける、円盤状の部品です。 コースの壁にぶつかった時のスピードと安定性に、大きく影響します。

VSシャーシ基本改造にボディを乗せたところ
VSシャーシ基本改造のフロントガイドローラーVSシャーシ基本改造の後バンパー(斜め前視点)

ガイドローラーには、次の2つの役目があります。

  • ・コースの壁に接触した時の、スピードダウンを抑える
  • ・コーナーを走る間、ミニ四駆をコースアウトさせない

ガイドローラーは、ミニ四駆の速さと安定性を両立させる、とても重要なパーツです。 速くて安定したミニ四駆を目指すなら、ガイドローラーの知識は必要不可欠です。

ガイドローラーの種類

ガイドローラーは、とても種類が豊富です。 軸部分、大きさ(径)、接地面(素材/面積/段数)による違いがあります。

豊富な種類のガイドローラー

軸部分:価格と性能が比例する、通常型とベアリング型

軸部分は、段付きビスなどで止める通常型と、ボールベアリングが内蔵されているベアリング型があります。


通常型(プラスチック製)のガイドローラー通常型は、値段が安いのが最大の長所です。 ノーマルモーターで走らせるなら、キットに最初から入っているローラーで十分です。 グレードアップパーツの低摩擦プラローラーは、速さだけならベアリング型にも負けません。 ただ、強度があまり無いので、ハイパーダッシュ2モーターのような高速モーターを搭載すると、コースアウトしやすくなってしまいます。 また、グリスアップの手間もかかります。


ベアリング型のガイドローラーベアリング型は、速さも強度も申し分無く、とても高性能。 値段が高いのがネックですが、ミニ四駆のスピ―ドを上げたなら、早めにベアリング型に交換することをお勧めします。

大きさ(径):受けるダメージと安定性に大きく影響

ガイドローラーの大きさは、大きいものでは19mm、小さいものでは 8mmです。

色々なガイドローラー

径が大きい場合、コースのつなぎ目の段差から受ける衝撃が減るので、ミニ四駆が安定します。 径が小さい場合、重さは軽いので、その分ミニ四駆が速くなります。 ガイドローラーの重さは微々たるものですが、0.01秒を争うミニ四駆の世界では、ローラーの大きさと重さが勝負の結果を分けることもあります。

ただ、ジャパンカップのコース(デジタルカーブ)のように壁の段差が大きい場合、径が小さなローラーでは大きく減速します。 また、レース等で各店舗のコース劣化が進んでいる状況を考えると、13mm以上のガイドローラーにした方が無難です。

特に店舗レースに出場する場合は、コースの状況をよく確認するようにしましょう。 つなぎ目の段差が大きなコースで径が小さなローラーを使うと、ミニ四駆が大きな衝撃を受けてしまうので、コースアウトの危険性が高くなります。

接地面(素材/面積/段数):速さと安定性が反比例

接地面の要素は、素材(プラスチック、ゴム、アルミ)、面積(1mm〜3mm程度)、段数(1段、2段)に分かれます。

それぞれのガイドローラーの接地面

【素材による違い】
プラスチックの場合、とにかく抵抗が少ないので、コーナーを速く走り抜けます。
ゴムの場合、安定性が高くなります。 また、ゴム特有のショック吸収力で、衝撃も受け止めます。 その代わり、スピードはダウンしてしまいます。
アルミの場合、抵抗が少なく安定性も高いです。 また、スピードもあまりダウンしません。
【面積による違い】
面積が狭い場合、抵抗が少ないので、コーナーを速く走り抜けます。 面積が広い場合、抵抗が増える代わりに、安定性は高くなります。
【段数による違い】
1段式(ほとんどはこのタイプ)よりも2段式の方が、抵抗が増える代わりに、安定性は抜群に高くなります。

まとめると、次の表になります。

【ガイドローラーの性能】
種類 接地面 速さ 安定性
プラスチックローラー プラスチック ×
ベアリングローラー プラスチック
ゴム
アルミ

お勧めのガイドローラー

管理人の経験則による、お勧めのガイドローラーを、次の表に示します。

【お勧めのガイドローラー】
画像 名前 解説 リンク
HG 19mmオールアルミベアリングローラー HG 19mmオールアルミベアリングローラー 接地面積が広く頑丈なので、重さはありますが、安定性は高いです。 前に取り付ける1段式の中では、最適なガイドローラーです。 限定版で色が違うタイプもあります。 Amazon
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19mmプラリング付アルミベアリングローラー 19mmプラリング付アルミベアリングローラー 3本エアロスポーク型のガイドローラーです。 同じサイズの中では、最軽量、最高速。 ジャパンカップ2013でも、上位入賞している多くのミニ四駆で使われています。 安定性は低いので、適切なローラーセッティングが求められます。 Amazon
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19mmプラリング付アルミベアリングローラー(5本スポーク) 19mmプラリング付アルミベアリングローラー(5本スポーク) 3本エアロスポーク型よりも重いですが、接地面積が広いので、安定性は高いです。 3本エアロスポーク型では不安がある場合、こちらを取り付けましょう。 Amazon
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画像はありません 2段アルミローラーセット(13-12mm) 安定性抜群のガイドローラーです。 前に取り付ければ、コースアウトが激減します。限定版で軽量化されたタイプもあります。 Amazon
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2段アルミローラーセット(9-8mm) 2段アルミローラーセット(9-8mm) 軽くて、安定性抜群のガイドローラーです。 コースの状態が良い(継ぎ目の段差が小さいなど)なら、こちらを取り付けた方が、ミニ四駆は速くなります。 限定版でさらに軽量化されたタイプもあります。 Amazon
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できれば、ここで挙げた以外のガイドローラーも、試してみてください。 好み・考え方にもよりますし、
「お勧めのよりも、こっちの方が使える!」
という場合も、あるかもしれないからです。

ローラーセッティングの種類

ローラーセッティング(どこにガイドローラーを取り付けるか、取り付ける幅をどうするか)次第で、ミニ四駆の走りは変わってきます。

取り付け位置による違い

ガイドローラーを取り付ける場所は、前(フロントバンパー)、横(サイドバンパー)、後(リヤバンパー)の3箇所です。

取り付け位置による違いについて、次の表に示します。

【取り付け位置による違い】
位置 説明
ガイドローラーの取り付け例(前+後) 前+後 前後のローラー間隔が長いので、安定性が抜群に高い。 現在、主流となっている方法。
ガイドローラーの取り付け例(前+横+後) 前+横+後 常に複数のガイドローラーが働くので、確実にミニ四駆をコースに沿って走らせることが出来る。 その代わり、安定性は低くなる。
ガイドローラーの取り付け例(前+横) 前+横 前後のローラーの間隔が短いので、小回りのきいたシャープな走りが出来る。 安定性は低い。 コーナーが連続するコース、S字カーブが多いコースが得意。

次のように、ボディにFRPプレートをネジ止めして、ガイドローラーを取り付けることも出来ます。

ボディへのガイドローラーの取り付け例

この場合、シャーシでは不可能な位置に、ガイドローラーを取り付けることができます。 一味違った走りになるので、面白いです。 気になった方は、ぜひ試してみてくださいね☆

取り付け幅による違い

コーナーに突入したミニ四駆は、最初に前のローラーがコースの壁に当たります。 壁に沿ってミニ四駆が方向を変えるので、次は横や後のローラーが当たります。

前後の取り付け幅による違いについて、次の表に示します。

【取り付け幅による違い】
説明
前後のガイドローラーの幅による違い(前後の幅が同じ場合) 前後の幅が同じ ローラーセッティングの基本。 コースと平行に走ることが出来るので、直線を真っすぐに走ることが可能。 コーナーもスムーズに走る。 直線が多いコースが得意。
前後のガイドローラーの幅による違い(前が広く後が狭い場合) 前を広く
後を狭く
ミニ四駆が内側(コースの壁から離れる方向)に走るので、コーナーを抜けた直後の立ち上がりが速くなる。 その代わり、直線ではジグザク走行してしまいがち。 直線が少なく、コーナーが多いコースが得意。
前後のガイドローラーの幅による違い(前が狭く後が広い場合) 前を狭く
後を広く
ミニ四駆が外側(コースの壁にくっつく方向)に走るので、常に壁に沿って走るようになる(少しブレーキをかけながら走るイメージ)。 安定性が増す代わりに、直線でもコーナーでもスピードは落ちる。 あまりお勧めできないが、ミニ四駆がどうしてもコースアウトしてしまう場合、試す価値あり。

ガイドローラーの使い方は、非常に個人差が出る部分です。 様々な組み合わせを試して、自分のミニ四駆に最適なセッティングを、ぜひ見つけ出してみてください!


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