ブレーキについて

ブレーキを真上から見たところ

ミニ四駆のスピードを制御する「ブレーキ」について、解説します。


新たに生まれた高度な制御システム

ブレーキは、ミニ四駆のスピードを減速させる、摩擦抵抗のあるグレードアップパーツです。

ブレーキを真上から見たところブレーキを真下から見たところ

ミニ四駆がレーンチェンジ(コースのレーンを切り換えるために、立体交差する部分)を走る際、スピードが速いと上り坂でコースを飛び出してしまう場合があります。 また、ジャンプ台のすぐ先がコーナーやレーンチェンジの場合、ミニ四駆のスピードが速いとコーナーを飛び越してしまったり、レーンチェンジの壁に激突してしまったりします。

ブレーキが無い場合のミニ四駆の走行イメージ

ブレーキを取り付けると、ミニ四駆の姿勢が斜めになる際にコースの床と接触して、スピードがダウンします。 これによって、ミニ四駆が勢い余ってコースアウトするのを防ぐことができます。

ブレーキが有る場合のミニ四駆の走行イメージ

第一次世代・第二世代のレーサーにとっては、マスダンパーと同じく驚きのパーツですが、ブレーキは、コースが複雑になったために新しく生み出された、ミニ四駆の高度な制御システムなのです。

レーンチェンジコース上の上り坂とジャンプ台

ブレーキの種類

ブレーキの役目を果たすパーツはいくつかありますが、スポンジが代表的です。 スポンジは4種類(グリーン、ダークグレー、ブラック、グレー)あって、それぞれブレーキの強さが異なります。

【スポンジの種類】
画像 名前 解説
ブレーキスポンジ(グリーン) グリーン 最もブレーキの効きが弱い。 取り付けても、パッと見ではブレーキが効いているのか判別しにくい。 ブレーキというよりは、ミニ四駆がコース床とぶつかった時のショック吸収(シャーシ保護)の意味合いが強い。
ブレーキスポンジ(ダークグレー) ダークグレー グリーンよりもブレーキの効きが強い。 取り付けると、ブレーキの効果が目に見えて分かるようになる。 ふにゃふにゃと柔らかいので頼りない印象を受けるが、ブレーキはしっかりと効いてくれる。
ブレーキスポンジ(ブラック) ブラック ダークグレーよりも強力なブレーキがかかる。 激しいアップダウンで、ミニ四駆を安定させたい時に取り付けると良い。 後述のグレーと違って耐久性が高く、すぐに摩耗してブレーキ性能が劣化するようなことはない。
ブレーキスポンジ(グレー) グレー 4種類中で1番の、とても強力なブレーキがかかる。 その威力は、ハイパーダッシュ2モーターなどの高速モーターを搭載したミニ四駆でも、即座に減速させるほど。 反面、耐久性は低く、すぐに摩耗してブレーキ性能が劣化しやすい。 ジャパンカップのコース(ヘルクライム&ナイアガラスロープver.2)など、ここぞという場面で取り付けたい。

スポンジによるブレーキの効果は、グリーンが1番小さく、グレーが1番大きいです。
※ブレーキの強さ:グリーン < ダークグレー < ブラック < グレー

次に、スポンジを用いたブレーキのグレードアップパーツを、次の表に示します。

【ブレーキのグレードアップパーツ】 ※全シャーシ共通
画像 名前 解説 リンク
ARシャーシ ブレーキセット ARシャーシ ブレーキセット ブレーキのグレードアップパーツの中では、抜群に使い勝手が良い。 AR/MAシャーシなら、そのまま取り付けることができる。 FRPなどの補助プレートを併用すれば、どのシャーシでも使用可能。 ブレーキの側面を隠す構造になっているので、芝セクションで減速しにくい。 限定版で色が違うタイプもある。
※付属のスポンジ(ブラック、グレー)
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MSシャーシ マルチブレーキセット MSシャーシ マルチブレーキセット MSシャーシ以外でも、スペーサーを用いて取り付けることができる、一風変わったブレーキ。 4個に分割されたスポンジを、2個または4個取り付けて、ブレーキの効きを調節することができる。 ダークグレーのスポンジが入っている、唯一のグレードアップパーツ。
※付属のスポンジ(ダークグレー、ブラック)
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ブレーキスポンジセット ブレーキスポンジセット 3種類のスポンジと、FRPマルチ補強プレート1本がセットになっているグレードアップパーツ。 スポンジを適当なサイズに切ってから両面テープを貼り、FRPなどの補助プレートに取り付ける。 取り付けには多少手間がかかるが、ブレーキセッティングに慣れれば、非常に便利なグレードアップパーツ。 提灯(ちょうちん)など、他の改造にも使うことができる。
※付属のスポンジ(グリーン、ブラック、グレー)
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すでにお気づきの方もいると思いますが、グリーンのスポンジは、ゴールドターミナルを保護しているスポンジです。 ですので、ゴールドターミナルに入っているスポンジも、ブレーキとして使うことができます。 ゴールドターミナルを買ったら、スポンジは捨てずに取っておきましょう。

グリーンのスポンジが入っているゴールドターミナル

この他に、「タイヤを切って、ブレーキを自作する」という方法もあります。 精度が求められる、難しい改造です。

ブレーキの活用は積極的に

ブレーキは、人によって、好き嫌いが分かれるパーツです。 せっかくスピードがのったミニ四駆を、わざわざ減速させるからです。 強制的に減速させるので、モーターにもギヤにも、多少の負担はかかります(余談ですが、スイッチを入れた状態でタイヤの回転を止めるのは、絶対にやめましょう)。

でも、ブレーキは「ミニ四駆の浮き上がりを防ぐ」「ジャンプ時の姿勢を整える」という役割も、同時に果たしてくれます。 ですので、ブレーキを取り付ければ、コースアウトの危険性が大幅に下がります。 コースアウトを減らすことができれば、それだけミニ四駆も長持ちします。

コースアウトすると、場合によってはミニ四駆が深刻なダメージを受けることもあります。 次の写真は、コースアウトして壁に激突したミニ四駆です。 固いアルミプレートが、無惨に曲がってしまっています(幸い、シャーシ本体は無事でした)。

先端が曲がったアルミ製の補助プレート

ブレーキを使わずに済むなら、それに越したことはありませんが、ジャパンカップ2013のコースでは、ほぼ必須です。 ですので、大会などでミニ四駆のスピードを競う場合は、ブレーキを積極的に使うことをお勧めします。

ジャンプ台でジャンプするミニ四駆

普段の練習走行では、ブレーキの有無によるミニ四駆の走りを確認して、上手に使いこなせるようになりましょう!


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